秋の渡りとは

秋の渡りとは、野鳥たちが日本から越冬地に旅立ったり、繁殖地から日本にやってきたりする季節のことを言います。

日本で子育てをした夏鳥には、日本の冬は寒すぎる!
なので、東南アジアなどへ旅立ちます。一方、秋に日本にやってくる冬鳥には、繁殖地の冬は寒すぎる!
なので、ちょうどいい感じの寒さの日本にやってきます。

他にも、日本国内を北から南へ移動する漂鳥の移動など…
とにかく、生きるために野鳥たちが大移動する季節が秋の渡りです。

秋の渡りで会える鳥一覧

当サイト未掲載の鳥さんたち
コルリ、ヨタカ、ジュウイチ、カッコウ、サシバ、ハチクマ、オオジシギ、ツバメチドリなど

※他にも色々な鳥に会えるのが、秋の渡り。

当サイトでは、管理人でも会えた比較的身近な鳥さんを中心に紹介しています。(会えてない鳥さんは、名前だけの紹介となります。)

秋の渡りの時期は?

7月下旬〜10月
ピーク:8月中旬〜9月中旬

秋の渡りは早ければ7月下旬から始まり、8月中旬〜9月中旬に最も活発に見られます。

おさんぽ鳥見編集部
秋の渡りで有名なものは、
  1. タカの渡り
  2. シギ•チドリ類の渡り
  3. 夏鳥•旅鳥の渡り
  4. カモの渡り
    の4種類です。

タカの渡り

山の頂上などの上空で、たくさんのタカが飛び交う様子が観察できます。
その年によって前後はするものの、タカの渡りのピークは、9月中旬〜10月上旬まで。

タカの渡りを観察するには?
タカの渡りを見てみたい場合は「タカの渡り 〇〇(地域や県名)」で検索!
お近くにタカの渡りが見れる場所がないか検索してみましょう!

Google検索はこちらから

シギ•チドリ類の渡り

干潟などの水辺では、シギ•チドリ類の渡りが見れます。

識別が難しいと言われるシギ•チドリ類ですが、秋の渡りの時は比較的ゆっくりと観察できるので…
シギ•チドリ類を知りたい方は、秋の渡りの時期を逃さないようにしたいですね!

海まで行けないそんな時は…
近くに干潟がない方は、田んぼ地帯を一回りしてみると、意外といい出会いがあるかもです!

夏鳥•旅鳥の渡り

日本の山々で子育てを終えた夏鳥たちは、秋の渡りの時期になると、公園で会える可能性が高まります。

おさんぽ鳥見編集部
会いたかった夏鳥に出会えなかった方は、秋の渡りが今年最後のチャンス!

 

ただ、近くの公園に夏鳥が休憩しに来てくれるかは、鳥さん次第なので…
やっぱり情報を仕入れていた方が、会える確率は上がりますね。

また、夏鳥が休憩している場所では、日本を通過する旅鳥に会える可能性もあります!

公園と言っても…
ここで言う公園は、遊具のある公園でもありますが、
どちらかというと低山があったり、海が近かったりする自然度の高い公園です。

こんなところで!?
って出会いもあるので、徒歩数分の公園だって侮れないんですけどね…

おさんぽ鳥見編集部
鳥さんの気分次第に任せるのもまた面白いですよね

カモの渡り

秋になると、川や池•海でカモに会えるようになります。
日本にやってきたばかりのカモのオスは、エクリプスと呼ばれる非繁殖羽で、メスによく似た姿をしています。

短い時期しか見れないよ!
カモのエクリプス状態を見たいって方は、この秋の渡りの時期にやってきたカモを注意深く観察しましょう!
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秋の渡りの目的地

  • ツバメ、ヒタキ類、カッコウ類:日本→東南アジア
  • ガン、カモ類、ハクチョウ、カモメ類:ロシアのツンドラなど→日本

春の渡りとの違い

春の渡りは、繁殖地へ向かうための休憩で公園などに立ち寄るため、長居はしない傾向があります

一方、秋の渡りはこの後始まる長距離移動のために、長居をする傾向があります。
秋の渡りの時は、休憩地点でたくさん食べて体力をつけて、長旅に備えたいんですね。

秋の渡りに素敵な出会いを

7月中旬あたりから8月中旬は、鳥さんとの出会いが極端に少なくなる時期…

なかなか鳥さんと出会えず、暑さに体力が奪われましたよね…

ですが、ついにきました秋の渡り!

その年によってきっと出会える鳥さんが違うはずです。

 

今年はどんな出会いが待っているでしょうか?

おさんぽ鳥見編集部
秋の渡りに素敵な出会いを!

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