「キンクロハジロの生態は?どんな鳥なの?」
キンクロハジロ(カモ目カモ科)は、冬鳥として日本にやってくる渡り鳥です。
黒い顔に白いお腹、黄色い目が特徴で、オスの後頭部には垂れた冠羽が見られます。
キンクロハジロの生態まとめ表
キンクロハジロの特徴や基本情報 | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/カモ目/カモ科/ハジロ属 |
特徴 | オスの特徴
メスの特徴
オスのエクリプス
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会える季節 | 冬鳥として日本に飛来するが、北海道では一部で繁殖が確認されている 10月上旬以降に日本にやってきて、5月初旬あたりまで見られる |
会える場所 | 湖沼、河川、湾 |
会える地域 | 日本全国 キンクロハジロの繁殖地 キンクロハジロの越冬地 |
名前 |
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名前の由来 |
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サイズ/体重 | 40〜47cm/300〜1000g |
食べ物 | 食生は雑食で「水生植物•昆虫•甲殻類•軟体動物•魚類やその卵•カエルなど」を食べる。キンクロハジロは潜水ガモ類に分類されていて、水中に潜って食べ物を探します |
キンクロハジロの生態や子育てについて | |
鳴き声 | 「キョロロン、ピョロロン」と独特の声でさえずり、「グェ、グェ」と少し澄んだ感じでも鳴く |
寿命 | 標識調査では9年11ヶ月の生存が確認されている |
オスとメス |
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歩き方 | 足を交互に出して歩くが、地上にいる事はまれ。 キンクロガモを含む潜水ガモ類は、足がお尻に近い位置にあり、歩くのは苦手。 |
似た鳥 | 「スズガモ(外部サイト)」は冠羽がなく、頭の黒色に緑味がある「クビワキンクロ(外部サイト)」「アカハジロ(外部サイト)」はまれに日本にやってくる程度 |
性格 | 餌付けされている場所では、人を見ると寄ってくる(餌付けは原則禁止されています) |
行動 | オスはメスに求愛のディスプレー行動をする オスの求愛ディスプレー |
子育て |
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キンクロハジロの補足情報
いつまで日本にいるの?
地域差はありますが、5月11日の観察でも、キンクロハジロを確認できました。
また、キンクロハジロは大群で見られる場所もあれば、数羽の小さな群れで見られる事も多いです。