キョウジョシギ

「キョウジョシギってどんな鳥?」

キョウジョシギ(京女鷸)は、よく目立つまだら模様が名前の由来です。

このまだら模様を京都の女性の着物にたとえたから、キョウジョ(京女)という名前が付きました。

キョウジョシギってどんな鳥?

キョウジョシギってどんな鳥?
分類動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/チドリ目/シギ科/Arenaria属
英名Ruddy Turnstone
学名Arenaria interpres
意味砂採取場の通訳
別名
生息地東海地方以南では越冬する個体も少数いるが、主に旅鳥

■見られる月:4月中〜6月中/8月中〜10月中(旅鳥)

世界分布繁殖地

ユーラシア大陸北部、北アメリカ北部のツンドラ地帯

越冬地

南アジア、南アメリカ、アフリカ、オーストラリアなど

生態
  • 海岸の砂浜、岩場、干潟、河口、河川、水田などで数羽から10数羽の小群で行動することが多い
  • 採食時はバラバラに行動し、小石や木片、海藻などをくちばしでひっくりかえしたりして、採食する
  • 食べ物は、昆虫類•甲殻類•貝類など
キョウジョシギの特徴
特徴
  • ずんぐりとした体型
  • 足が橙色で、お腹が白い
  • オスの特徴的なまだら模様は繁殖期だけで、非繁殖期は茶色のウロコ模様になる
  • メスは赤褐色が薄く、全体的に鈍い色をしている
鳴き声♪「キョウ」「キョキョキョ」「ビリリリ」「ビョウ ビョビョ…」と濁った声でいろいろな鳴き方をする

♪5月頃には「キョイ キョイ キョリョリョリョ…」とディスプレイの声で鳴く

外部鳴き声視聴サイト:さえずりナビ-キョウジョシギ

サイズ全長22cm
オスとメス
  • オスとメスで見た目が違う
  • 子育てはオスとメスが協力して行う
  • 繁殖地に到着後7〜10日以内につがいとなる
子育て
  • 5月下旬から6月上旬に繁殖地にやってきて、つがいになる
  • 葉と地衣類で地上にくぼみのような巣を作る3卵までは毎日1個づつ卵を産み、残りは1〜2間隔で産み、合計2〜5個の卵を産む(通常は4個)
  • 抱卵は3卵を産んだ時点で行い、21〜24日ほどで孵化する
  • 孵化したヒナは19〜21日で巣立つ
  • キョウジョシギは孵化後の最初の1年間は、越冬地に止まり、2年目で繁殖を開始する(3〜4年かかる場合もある)

キョウジョシギの亜種

特になし

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キョウジョシギに似た鳥

オバシギ

オバシギは大きくてくちばしが長めでまっすぐ。
顔には黒いしま模様ははない。足は緑黒色

外部サイト:wiki-オバシギ

キョウジョシギの鳥見メモ

おさんぽ鳥見編集部

キョウジョシギは日本では旅鳥として春と秋に会える鳥さんですが、

 

日本では会ったことがありません。

 

なら、どこで会ったのかというと…

 

ハワイのビッグアイランドです。

 

波打ち際の岩場で、ウミガメと一緒にいたんです。

 

あの時も鳥を撮っていましたが、サイト運営を本格的にしていたわけではなかったので、数枚記録写真を撮ったのみ…

 

しかもハワイのデータを丸ごと削除してしまったみたいで…

 

心の中だけの思い出も、どんどん薄れていってしまってます。

 

もう一度、ハワイに行けるなら、24時間鳥を追っていたいなぁ。

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