野鳥撮影の為のオススメのコンデジ8選【2022】

初めて野鳥を撮りたい人

野鳥の写真を撮ってみたいけど、どのカメラを買えばいいんだろう?

一眼レフじゃなくても、野鳥は撮れるの?

できるだけ費用を抑えて、野鳥が撮れるカメラはないの?

 

この記事では、野鳥撮影の為のコンデジを8つご紹介しています!
最近のコンデジは望遠機能の優れたカメラも多く発売されていて、野鳥撮影が気軽にできるようになっています。

 

まずはコンデジで野鳥撮影をするメリット、デメリットを見ていきましょう!

コンデジで野鳥撮影!

メリットデメリット
カメラ一つで撮れる画質はそこそこ
軽いピントもそこそこ
レンズ交換の手間要らず連写もそこそこ
10万円以下でも、望遠が優れている対応できる状況が限定的
初めてのカメラにピッタリ何かしら操作性に気になるところがある

僕は一眼レフやミラーレスを使った事はありませんが、コンデジでは10年くらい野鳥を撮ってきました。

その経験から、こんな方はコンデジで野鳥撮影がオススメです!

コンデジで野鳥撮影するのがオススメの人

  1. フットワーク軽く野鳥撮影がしたい
  2. カメラが趣味ではなく、野鳥観察が趣味
  3. 散歩のついでに野鳥撮影がしたい
  4. 野鳥の記録写真が撮りたい
  5. カメラに詳しくない人

野鳥撮影の為のコンデジといっても、コンデジにも色々あります。
遠くの鳥が撮れる望遠機能ばかりを見てしまうと、一眼レフと変わらないくらいの重さになってコンパクトカメラとは一体…?なんて事にもなるので、

この記事では、各カメラの

  • 光学ズーム
  • 重さ
  • その他注意点

の3つを見ながら、コンデジを紹介したいと思います。

とその前に、これから紹介するコンデジの共通点を知っておいてください。

コンデジの共通点

各コンデジの画質はどんぐりの背比べ
これから紹介するコンデジの共通点として、センサーサイズが1/2.3型CMOSという点があります。
説明すると長くなるんですが、簡単に言うと画質に関わるスペックになっています。
コンデジの画質はセンサーサイズが1/2.3型という事で、コンデジの中で画質に差はないと言っていいと思います。(メーカーごとに表現の違いはありますが)
画質を求めるなら、絶対に一眼レフやミラーレスです!ここは忘れないようにしましょう!

野鳥撮影の為のオススメのコンデジ9選

ポケットに入る望遠コンデジ!

500mlペットボトルの重さも無理って方にオススメのポケットに入るコンデジです!

SX740HS

SX740HS簡単スペック紹介
望遠光学40倍
重さ299g
その他ファインダーなし

2022年9月時点、Amazonだと68,000円(税込)

ポケットに入る望遠コンデジについて

SX740HSは、とにかく軽さ重視のコンデジです。
光学40倍ズームを搭載していながら、どちらの機種も重さが300g以下!

「ついでに野鳥撮影」を気軽に叶えてくれるカメラです!

前機種SX720HSが2021年は3万円台でしたが、現在は6万円!
SX740HSの68,000円(2022年Amazon)と比べて、ほぼ差がなくなってしまったので、2022年に軽さを第一に考えて望遠カメラを購入するならSX740HSがオススメです!

 

作例が見れるリンクも貼っておきますので、カメラの性能云々よりも作例を見て判断してみてください!

作例をチェックしてみよう!

(外部サイトへ別窓が開きます)

中間クラスの望遠コンデジ

次は光学50〜65倍のコンデジを紹介します。
気軽に野鳥撮影がしたいというと、ここらへんのカメラを紹介する方も多いくらい、野鳥撮影の為のコンデジという位置付けになっている4つのカメラの紹介です。

B600

B600の簡単スペック紹介
望遠光学60倍
重さ500g
その他ファインダーなし

2022年9月時点、Amazonだと44,500円(税込)

※B600はニコンより製産中止が発表されたので、在庫が無くなれば手に入らなくなります。

DSC-HX400V

DSC-HX400Vの簡単スペック紹介
望遠光学50倍
重さ660g
その他手ブレに強い

2022年9月時点、Amazonだと65,800円(税込)

※DSC-HX400Vは公式ストアでも販売が終わっていて、Amazonで購入が最有力候補になるのですが、2021年で4万円台だったのが、2022年には65,800になっているのが気になるところです。

DC-FZ85

DC-FZ85の簡単スペック紹介
望遠光学60倍
重さ616g
その他49点空間認識AF

2022年9月時点、Amazonだと42,800円(税込)

SX70HS

SX70HSの簡単スペック紹介
望遠光学65倍
重さ610g
その他バリアングル液晶あり

2022年9月時点、Amazonだと71,800円(税込)

中間クラスの望遠コンデジについて

4つのコンデジの中で、2022年でも正規の販売が継続されているのは、DC-FZ85かSX70HSの2つだけになっています。

半導体不足の影響か、カメラの価格が軒並み高騰してしまった中で…
光学60倍ズーム49点空間認識AFのあるDC-FZ85が4万円台となれば、2022年オススメコンデジの中では最有力功補!

光学50〜65倍のカメラの注意点は大きさと重さ!

ポケットに入る軽さが正義のSX740HSも比較的低価格だったので、オススメでしたが…2022年現在は68,000円です。
多少の重さを受け入れると、それよりも性能がいいカメラが4万円台で手に入ると思うと…
ポケットに入る利点がどれだけ輝いて見えるかが、選択の決め手になりそうです!

 

先ほど紹介したSX740HSと比べると、かなり大きく感じ、携帯性という点では500mlのペットボトルを一本持っていくような重さになっています。

まだかろうじて気軽に持っていけそうですが、いつでも野鳥を撮るかわからないのなら、持っていくのは少し躊躇ってしまう大きさです。
作例をチェックしてみよう!

望遠を極めたコンデジ!

次に紹介するのは、コンデジの中でも望遠機能に特化した超望遠コンデジです!

絶対に遠くの鳥まで写したい!って方に、オススメのカメラになっていますが、その分重さが1kgオーバーで、手軽とは言えなくなってしまったかもしれません。

P950

P950の簡単スペック紹介
望遠光学83倍
重さ1005g
その他バリアングル液晶あり

2022年9月時点、Amazonだと92,800円(税込)

P1000

P1000の簡単スペック紹介
望遠光学125倍
重さ1415g
その他バリアングル液晶あり

2022年9月時点、Amazonだと119,200円(税込)

 

望遠を極めたコンデジについて

P950はP1000の上位機種ですが、光学ズームは83倍に減少。その分少し軽くなり、カメラの操作性が上がりました。

P1000の魅力はなんと言ってもコンデジ界トップの光学125倍ズーム!とにかく望遠!絶対に望遠!と望遠を求める人の為のコンデジです。

P950の方が最新なのにP1000の方が高価なのも、光学125倍がこのカメラだけの特徴だからかもしれません。

光学125倍は魅力的ですが、カメラの完成度は後に発売したP950の方が高いです。

おさんぽ鳥見編集部
野鳥撮影で出会ったご婦人もP950を持っていたので、重ささえ平気なら、女性の方でも使えるカメラになっています!
どんな遠くの鳥の姿も撮れるようになると、より野鳥撮影が楽しくなりますので、予算と重さが納得できそうなら、P950がぜひオススメです!
作例をチェックしてみよう!

(外部サイトへ別窓が開きます)

実際にP1000を使って、野鳥を撮ってみた作例集のページもあります【こちらをクリック】

望遠コンデジ界の高画質!最強AF!

RX10M4

RX10M4の簡単スペック紹介
望遠光学25倍(600mm)
重さ1095g
その他24コマ/秒の連写が可能。315点のファストハイブリットAF搭載。1型センサー搭載。

2022年9月時点、Amazonだと192,857円(税込)

RX10M4は望遠コンデジ界の最高画質!最強AFを搭載したカメラです。

RX10M4のここが凄い!

画質がいい!
RX10M4は、他のコンデジに比べると、画質が遥かにいいんです!
それもそのはずRX10M4のセンサーサイズは1型CMOS!
他のコンデジよりも一回り大きいセンサーを搭載しているので、より豊かな描写を可能にしています!
ピントが合う!
RX10M4はピントが合うんです。
野鳥写真を撮っていて、何が1番残念かっていうと、ピントが合っていなくて微妙にボケている点なんです。
カメラではいい感じに見えても、PCに取り込んで大きく見たら、ピンボケしていてガッカリ…なんて日常茶飯事です。
もちろんRX10M4もいつでもピントが合うわけではありませんが、それでも被写体への食いつきが違うんです!
24コマ連写で一瞬を切り取る!
ピントが合いやすい+24コマ連写のおかげで、RX10M4の一瞬を切り取る力は凄まじいものになっています。
他のコンデジは遠くの鳥を撮るのに特化していて、鳥達の一瞬の動きを捉えるのが苦手なんですが、RX10M4は違います。
飛んでいる鳥にも強い!これがRX10M4が他のコンデジに比べて抜きん出ているスペックの一つです!

RX10M4は、購入したら一眼レフが必要無くなったと言う人までいるくらいのコンデジです。

望遠が25倍ズームと、物足りなさはありますが、望遠できてもピントの甘い写真が量産されるくらいなら…
多少望遠が短くても、ピントが合いやすいRX10M4の方が、満足のいく写真が撮れるのでは…と僕が今1番気になっているコンデジです。

作例をチェックしてみよう!

(外部サイトへ別窓が開きます)

※と、ベタ褒めしてきたRX10M4ですが…

RX10M4を購入する予算があれば、最新のミラーレスとレンズが買えてしまうということもあり…

2022年の絶対にオススメという商品ではなくなった感があります。(いくら高性能と言ってもコンデジはコンデジ、ミラーレスや一眼とはカメラの使いやすさが違います。)

おさんぽ鳥見編集部
特にミラーレス一眼に興味がある方なら、2022年の今はEOS R10とRF100−400 F5.6-8の組み合わせが扱いやすいセットになっています!

野鳥撮影の為のおすすめコンデジまとめ

以上が、野鳥撮影の為のオススメのコンデジ9選でした!

特にオススメの四天王カメラ!
  1. 圧倒的軽さの「SX740HS」→SX740HSの作例
  2. 望遠とカメラ性能をバランスよく搭載した「DC-FZ85」→DC-FZ85の作例
  3. 圧倒的望遠力!「P950」→P950の作例
  4. コンデジでも画質を求める「RX10M4」→RX10M4の作例

2022年、カメラも高騰している中で、5万円以下で買えるDC-FZ85が初めてでも手を出しやすい価格帯になっています。(超望遠カメラでこれ以上安いカメラはないんです…)

なので作例ページを見て、撮られている写真に納得できれば、後悔のない買い物ができるかと思います!

 

納得の一台を手にして、野鳥たちのイキイキした姿をぜひ撮影してみてください!
ご覧いただきありがとうございました!

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コメント一覧
  1. 青山いづみ より:

    私は主婦です。カメラの選び方が参考になりました。ありがとうございました。

  2. 青山いづみ より:

    新年あけましておめでとうございます。私はキャノンの720をネット注文しました。今日、発送されました。私は60歳代です。昨年は、散歩しながら、写真を撮っていました。カメラは、夫の中古のオリンパスです。1ヶ月程前、私は青色の鳥を初めて見ました。それが、カワセミでした。今は、もう少し大きく撮りたいと思うようになって、カメラ検索をしました。『おさんぽ鳥見』さんの説明が解かりやすかったです。作例で「テニス帰り」の人のカワセミを見て良いと思いました。ありがとうございます。今からの日常生活が楽しみです。

    • あけましておめでとうございます!
      コメントいただき、ありがとうございます!

      カメラ購入のお手伝いができて、記事を書いて良かったです。
      重ね重ね、ありがとうございます!

      キャノンの720は望遠機能がありながらも、他と比べると軽量で、まさにおさんぽ鳥見カメラにピッタリだと思います!
      望遠カメラがあるとないとでは、散歩しながらの野鳥観察の楽しさが段違いだと思うので、
      今後の鳥達との出会いを楽しんでいただければ幸いです!

      青山様と鳥さんとの素敵な出会いがあるのを願っています。
      今ですと、冬の鳥として人気のあるジョウビタキとの出会いを楽しんでもらえたらなぁなんて思います!

      野鳥に関してわからない事があれば、当サイトの記事のどのコメント欄でも大丈夫ですので、コメントいただければと思います。
      またお問合せにてメールでも受け付けていますので、ご質問などあれば、お気軽にご利用ください。

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