この記事では、おさんぽ鳥見で使用しているカメラについて紹介しています。
と、カメラ選びに悩んでいる方に「ネオ一眼」と呼ばれるコンパクトカメラも選択肢にあるよって事をお伝えしたいと思います。
おさんぽ鳥見で使用しているカメラは、2012年発売Canon「SX50HS」です!!
当時、約5万円で購入して以来、2021年も現役で鳥との出会いを記録してくれています。
現在のコンデジ事情
そんな気軽に手に入れられるコンパクトカメラ(SX50HS)で撮影した野鳥写真を見ていきましょう。
コンパクトカメラで撮れる鳥の写真の参考にしてみてください。
SX50HSで撮った鳥たち
スズメ
鳥との距離が近ければ、こんな愛らしい姿を撮る事が出来るんです。コンパクトカメラでもね。
シジュウカラ
でも、突風なんかの突然の動きには弱いです。コンパクトカメラだからね。
木のてっぺんにいる小鳥も、大きく写すのは難しいです。コンパクトカメラだからね。
ジョウビタキ
いかにして鳥との距離を縮めるか?どんな鳥が近づけるのか?鳥の生態を学ぶ事も出来ますね。
ツグミ
小鳥よりも少し大きな鳥なら、多少の距離があっても、綺麗に撮れます。コンパクトカメラならね。
ツバメ
時速50kmで飛ぶツバメも、コンパクトカメラなら…写せません!
オオルリ
天気が良くても、山や森はちょっと苦手。コンパクトカメラだからね。
バン
この日は曇り空でした。全体的にマットな仕上がりになっちゃうね。コンパクトカメラだもん。
メジロ
ごちゃごちゃしてる場所と小鳥は、ピントを合わせにくいんです。コンパクトカメラだもん。
ヒヨドリ
一眼レフと比べると、ピントが合うレベルが違いますが、綺麗に撮れてませんか?コンパクトカメラでも。
アオバト
おてんきが良ければ、コンパクトカメラでも頑張れます!
(今回紹介した鳥の写真は、SX50HSで撮影後、明るさや彩度を補正した物になります。)
SX50HSの鳥写真を見て
SX50HSで撮影した鳥の写真はいかがでしたか?
光学ズームが優れたコンパクトカメラは、ネオ一眼と呼ばれていて、気軽に鳥を撮れるカメラになっています。
この記事で紹介している鳥たちの写真で十分だって方は、コンパクトカメラのが出費が抑えられて良い選択だと思います。
現在では各メーカーが、ネオ一眼を発売していて、光学60倍から光学125倍なんてカメラも発売されていて、エントリーモデルからハイエンドモデルまで出ています。一覧でまとめたので、参考にしてみてください。
メーカー | 商品名 | 光学ズーム倍率 |
ソニー | Cyber-shot DSC-HX400V | 光学50倍 |
ニコン | COOLPIX B600 | 光学60倍 |
キャノン | PowerShot SX430 IS | 光学45倍 |
キャノン | PowerShot SX70HS | 光学65倍 |
パナソニック | LUMIX FZ85 | 光学60倍 |
ニコン | COOLPIX P950 | 光学83倍 |
ニコン | COOLPIX P1000 | 光学125倍 |
(※商品名をクリックすれば、Amazonのページで移動します。)
SX50HSを購入した決め手
次に、僕がSX50HSを購入した決め手をまとめていきます。
有り余る予算があれば、プロが使っているような大砲カメラも選択肢に入りましたが、それは無理でした。
今でこそ一眼レフと比べて、SX50HSの無力さを感じる事もありますが、それでも鳥の姿を記録するという点ではこれ以上ないカメラだと感じています。
SX50HSの良いところ
2021年にSX50HSを購入する事はないかと思いますが、一眼レフとコンパクトデジカメのどちらを買えばいいのかの参考になればと、SX50HSの良いところを挙げてみます。
使っていて思うのは、カメラを持っているのがしんどくない事です。
携帯性は正義!
大砲カメラを持った事はないので、ピンと来ないんですが、カメラとその他荷物で5kgになると考えると、小さな米袋を持ってずっと歩くってことです。
その点、SX50HSは500g前後なので、長時間使っていてもしんどさを感じません。
おさんぽのお供にちょうどいいカメラなので、新しく買い替えるなんて事もせず、ずっとSX50HSを使ってきたわけです。
SX50HSの画質
ひとまずSX50HSの画質の特徴を挙げていきます。
- 天気が良ければ、満足のいく写真が撮れる
- 天候に左右されやすい
- カメラの性能でカバーできる範囲が狭い
- 色々な撮影機能はあるけれど、それが活かされているのかと言ったら疑問
- 鳥との距離によっては、姿を確認する程度の写真しか撮れない
- 動きに弱い
なんだか不満ばかりになってしまいましたが…この不満を解消しようとしたら何十万円と考えると、当時5万円でこの画質は満足です。
画質以上に満足なのは、鳥の姿を記録できて、こんな鳥が近くにいたんだって感動をたくさんできた事ですね。
SX50HSに出来ない事
この記事で紹介した写真を見てもらえれば、大体どんな感じがわかると思いますが、SX50HSで出来ない事も見ていきましょう。
- 動きのある被写体を、バッチリ写す
- 暗い場所での撮影
- 設定を最大限活かす
特に感じたのは、③の設定を最大限活かすです。
設定はできるけど…
SX50HSにもISOや絞りや露出などの撮影条件の設定ができるんですが、「1/2000で写真が撮れるかと言ったら無理です。」
設定上、そこまでの項目はあるけれど、実用的なのは1/640くらいまでだったりして…カメラ性能の限界を感じています。(僕の力不足かもしれないので、色々設定を弄って撮ってはいるんですが、意図した絵にはなりません…)
シャッター速度の設定を活かすには
とは言っても諦めたくない!
シャッター速度を早めれば、それだけ鳥の羽ばたきなんかも捉えやすくなるわけで…
SX50HSでもシャッター速度を早められる方法を見つけてきました!
眩しいくらいの日差しがあって、眩しいくらいの開けた場所で撮影すれば、シャッター速度を早めても真っ暗な写真にはなりません。この条件でなら、シャッター速度を活かした撮影が可能でした。
上の写真も、粘って粘って撮れた瞬間です!(1/1600で撮影)
コンパクトカメラでも、条件さえ整えば、ある程度の瞬間を捉える事が出来るのが証明できたと思いませんか?
鳥を撮る為のカメラ選び
SX50HSは光学50倍ズームで手軽に鳥を撮れるカメラです!
現在発売しているコンパクトカメラも、光学ズームの機能だけで、手軽に鳥を撮るという願いは簡単に叶えてくれる機種ばかりだと思います。
ただ一眼レフではないので、比べてしまうとカメラの性能はそこそこですね。
手軽に鳥を撮る為のコンパクトカメラ
ですが、手軽に安く鳥を撮りたい人にはコンパクトカメラがいいと思います。
おさんぽ鳥見で紹介している鳥の写真で十分すぎるって方は、コンパクトカメラが選択肢ですね。
意図したシーンを収めたい人には一眼レフ?ミラーレス
鳥の飛翔シーンや、一瞬の場面を撮りたい人は、カメラの性能が高い一眼レフやミラーレスが選択肢になります。
ただ一眼レフやミラーレスは、カメラ本体だけではなく、レンズも重要視されるカメラなので、初めての鳥カメラとしては買うのを躊躇ってしまうくらい高価な買い物になるのが注意点です。
僕もあれもこれも欲しいと思って、一眼レフのカメラを調べていたら、
・カメラ本体で30万!
・レンズで30万!
しかもレンズに至っては、これだけで済まない場合もある!
超特大大砲クラスのレンズなら100万円オーバ!!
\(^o^)/
SX50HSを知って
SX50HSの出立ち |
コンパクトカメラは、ボタンの数も少なくて、直感的に使いやすいと思います。 設定せずとも、とりあえずシャッターボタンを押せば、それなりの写真が撮れるのが良いですね。 |
ある時からファインダーを覗いても、ぼやけて見えるようになったので、最近は液晶パネルを見ながら撮影しています。 ファインダーがなくても、それなりに撮影できるという点は、覚えておいても損はないような… |
次に購入するなら一眼レフ
コンパクトカメラの性能を知った後なら、次に購入するなら一眼レフって気持ちになります。
SX50HSでも十分な場面もあれば、一眼レフならもっとよく撮れる瞬間なんだろうなって思う事もあって、一眼レフでも鳥を撮ってみたいって感じるようになりました。
ただ、SX50HSを買うまでは、一眼レフは高くて買えないって感覚はありました。
コンパクトカメラでもタイミングさえ合えば、綺麗に鳥を撮れるので、コンパクトカメラが無駄な買い物になるかと言ったらそんな事はないと思います。
この記事で、8年以上も前のカメラでも、ちゃんと鳥が撮れるのがお伝えできたでしょうか?
鳥を撮るカメラ選びの参考になれば幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。