「オカヨシガモの生態は?どんな鳥なの?」
オカヨシガモ(カモ目カモ科)は、冬鳥として日本にやってくる渡り鳥で、湖沼や川に群れで飛来します。
オスとメスはどちらも灰色や茶色の似た見た目なので、他のカモ類のメスと間違われる事もあります。
オカヨシガモの生態まとめ表
オカヨシガモの特徴や基本情報 | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/カモ目/カモ科/マガモ属 |
特徴 | オスの頭部は褐色で体は灰黒色、お腹は白く、お尻が黒い。 オスの中雨覆は赤褐色で、大雨覆は黒、次列風切中央部は白く、くちばしは黒い。 メスは褐色で、黒褐色の斑があり、くちばしが黒く側面がオレンジ色、次列風切は白い。 |
会える季節 | 冬鳥として日本に飛来する(秋〜春) |
会える場所 | 湖沼、川 |
会える地域 | 北海道、本州、九州(北海道や関東では一部が繁殖する) 繁殖地 北アメリカ大陸北部、ヨーロッパ北部、シベリアなどで繁殖 |
名前 |
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名前の由来 |
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サイズ/体重 | 50cm/500〜1100g |
食べ物 | 主に植物食で、種子、葉、茎、根、昆虫、魚類、両生類などを食べる。食事はお尻を水面に突き出しプカプカ浮かぶように動く |
オカヨシガモの生態や子育てについて | |
鳴き声 | 「ゲッ、ゲッ」 |
寿命 | カモ類の寿命は4〜10年と言われているが、詳しくは分かっていない |
オスとメス | 見分け方
また、オスのエクリプスは、メスによく似るので、渡来したばかりの時期は注意が必要 オカヨシガモのエクリプス |
歩き方 | 足を交互に出して歩くが、地上で採食する事はまれ |
似た鳥 | 「他のカモ類のメス」 |
性格 | 人への警戒心は中の下で、ある程度の距離まで近寄ってきてくれる事もある |
行動 | 渡来した頃から、求愛行動が見られ始め、真冬には見られなくなる。繁殖地へ旅立ち時期が近づく春には、再び求愛行動が見られる。 求愛行動について |
子育て |
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オカヨシガモの豆知識
お尻をプカプカさせる採食行動
オカヨシガモは、ヨシガモと同様に、水中の食べ物を探す時に、お尻を突き出しプカプカします。
潜る事はあまりない淡水カモ類なので、体全体を水の中に入れるのは、水浴びの時くらいです。
全国に20,000羽程度やってくる
環境省が令和元年5月16日に発表した「第50回ガンカモ類の生息調査」では、オカヨシガモの飛来数は20,384羽でした。
第50回の記録では、オカヨシガモの飛来数は、カモ類の中で第10位の飛来数となっています。
県内別のオカヨシガモの飛来数は「第1位:茨城県3,880羽/第2位:滋賀県2,300羽/第3位:三重県1,902羽/第4位:兵庫県1,541羽/第5位:徳島県1,123羽」です。