庭に来る鳥「ジョウビタキ」について解説!

この記事では、庭に来る鳥「ジョウビタキ」についてまとめています。

 

ジョウビタキひとこと解説

ジョウビタキは冬に日本にやってくる渡り鳥で、スズメくらいの大きさの鳥です。

緑があれば、住宅街の近くにも飛来するので、庭で目にする事も多いのではないでしょうか?

 

おざぽん
この記事は、ジョウビタキの事を知って、野鳥の世界を楽しもうという目的で作成しています。
この記事を書いたのは…

動物の絵を描いていたら、バードウォッチングにハマってしまったバードウォッチング歴10年のおざぽんと言います。

少し前に、念願のサンコウチョウが見られて感動しました‼︎
世界中の鳥達を見てみたい絵を描くバードウォッチャーです。

おざぽん
野鳥の世界の魅力をお伝えできればと思ってます。
よろしくお願いいたします!

それでは、ジョウビタキについて知っていきましょう。

オスのジョウビタキ

メスのジョウビタキ

分類スズメ目ヒタキ科大きさ14cm(スズメくらい)
見られる季節秋~冬行動単独

ジョウビタキは、秋~冬になると日本にやってくる渡り鳥です。

 

主に、本州以南で平地から雑木林や住宅街などの明るく開けた場所で生活し、

繁殖は、シベリア南部・サハリン・中国北部や中部で行っています。

 

ジョウビタキポイント

ジョウビタキは、毎年同じ個体が同じ場所に戻ってくると言われています。

なのでジョウビタキに会えたら、その場所を押さえておけば、毎年ジョウビタキに会えるんです。

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ジョウビタキの鳴き声は「ヒッ、ヒッ」

オスのジョウビタキの写真

ジョウビタキのよく聞かれる鳴き声は2種類あって、

  • 「ヒッ、ヒッ」という鋭い鳴き声
  • 「カッ、カッ」という鳴き声

 

おざぽん

「ヒッ、ヒッ」は「ヒンッ」みたいに聞こえる事があります。

「カッ、カッ」は鳴き声っぽくないので、聞こえてもこれが鳴き声だって感じない事もありますね・・・

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ジョウビタキの漢字は「尉鶲」

メスのジョウビタキの写真

ジョウビタキは漢字で書くと「尉鶲」と書きます。

  1. 尉:能楽の翁の事。炭火の燃え終わって白くなったもの
  2. 鶲:中国から渡ってきた漢字。現在の中国では「サメビタキ」の事を指す。

 

ジョウビタキの漢字の「尉鶲」は、オスのジョウビタキの白い頭から、漢字が当てられたようです。

 

ジョウビタキの英語は「Daurian RedStart」

ジョウビタキは英語で書くと、「Daurian RedStart」と書きます。

 

それぞれの意味はこんな感じです。

  1. Daurian:ダウリヤの
  2. RedStart:赤い尾羽

 

おざぽん
ダウリヤって何?

 

ダウリヤとは、ザバイカルと沿アムール西部の17世紀以前の古称。
現在では、ロシア~モンゴルにまたがる半砂漠の草原地帯の事でした。

 

参考

RedStartの語源
「動物の尾」を意味する中世英語「stert」古英語の「steort」に由来するもの。
他にも・・・
「start」は古語で「Startle:びっくりさせる」という意味があって、「尾羽が赤くびっくりさせる鳥」という意味で「Redstart」というなんて説もありました。

 

ジョウビタキの学名は「Phoenicurus Auroreus」

ジョウビタキの学名は「Phoenicurus Auroreus」と言います。

  1. Phoenicurus:赤紫色の鳥
  2. Auroreus:ローマ神話のオーロラ(暁の女神)

という意味があります。

 

ジョウビタキの別名は「紋付鳥」

ジョウビタキの別名は「紋付鳥」と言います。

 

おざぽん
翼にある白斑から名づけられた名前です。

 

ジョウビタキの名前一覧

マンサクの木にとまるジョウビタキ(メス)

漢字尉鶲英語Daurian RedStart
学名Phoenicurus Auroreus別名紋付鳥

ジョウビタキの識別ポイント

ジョウビタキは特徴的な色をしている鳥なので、比較的見分けるのも簡単だと思います。

 

よく言われている観察ポイントが3点あって、

  1. オスメスともに羽に目立つ白斑がある
  2. オスの頭上は白く、顔は黒、お腹は橙色なのが特徴
  3. ピョコッとおじぎをするような動きをする

 

特にオスのジョウビタキは、他の鳥にはない色合いなので、一度覚えてしまえば忘れられない存在だと思います。

 

ジョウビタキの食べ物は「昆虫」「木の実」

ジョウビタキは主に「昆虫」を良く食べ、「木の実」を食べる事もあるようです。

 

その為、地面に降りているジョウビタキもよく観察できます。

 

「木の実」はピラカンサ、ヒサカキなどを食べるようです。

 

ジョウビタキの初記録は「枕草子」

ジョウビタキが初めて登場するのは「枕草子」と言われています。

 

このときは「ひたき」という名前で書かれていました。

 

参考

ひたきの由来

「カッ、カッ」と鳴く声が火打ち石を打つ音に聞こえた事が由来と言われています。

 

おざぽん
ジョウビタキと言われるようになったのは、1604年の日葡辞書が初めてと言われています。

 

 

ジョウビタキは縄張り意識の強い鳥

ジョウビタキは縄張り意識が強い鳥といわれていて、いくつかエピソードがあります。

 

おざぽん
ほとんど単独生活で、ジョウビタキ同士が近づくと、喧嘩をしていた!

 

 

ジョウビタキを見た人
ガラスに映った自分の姿に攻撃してた!

ジョウビタキの縄張り意識の高さは有名で、

近づく人に対しても、ギリギリまで逃げずに見晴らしのいい場所に留まっている事が多いんです。

 

他にもこんなエピソードが

縄張り意識の高い事で知られているジョウビタキですが、人馴れもしやすいようで・・・手で餌やりができるくらいに人馴れする事もあるようです。(野鳥への餌やりは禁止されているので、おすすめしませんが・・・)

 

ジョウビタキの民話

西瀬戸内地方ではジョウビタキにまつわる民話があって、

昔、スズメとモンツキドリは姉妹でした。

母親が重い病気になったとき、スズメはお歯黒を塗っていましたが、すぐやめてかけつけたので、死に目に会うことができました。

ところがモンツキドリは、化粧をしたり紋付を着たりと時間をかけたので、死に目に間に合いませんでした。

怒った父親はモンツキドリに「もう、金輪際たべものはやらない」と言いました。

だから今でもモンツキドリは、おじぎをしているのです。

いっぽうスズメの口もとが黒いのは、途中で塗るのをやめたお歯黒のあとだというのです・・・

おしまい

という民話があります。

 

 

ジョウビタキについてまとめ

以上が、ジョウビタキについての解説になります。

 

庭に来る鳥、ジョウビタキについて詳しくなれたでしょうか?

見ているだけで癒される愛らしいジョウビタキですが、人との歴史やジョウビタキ自身の事を少し知るだけで、もっと愛おしくなりますよね!

 

 

ジョウビタキは季節限定で会える鳥ですが、観察も簡単で、「鳥見にハマるきっかけとなった鳥ランキング」で堂々の2位を獲得しています!

おさんぽがてら、ぜひジョウビタキを探してみてください!

おざぽん
ご覧いただき、ありがとうございました!