ジョウビタキ

「ジョウビタキの生態は?どんな鳥なの?」

ジョウビタキ(スズメ目ヒタキ科)は、冬に日本にやってくる渡り鳥です。
オスは灰色の頭、黒い顔、オレンジのお腹がよく目立ち、開けた目立つ場所によく止まります。

「ヒッ、ヒッ」と鳴き、頭を下げ尾を細かく振って「カッ、カッ」と鳴きます。
特に秋に渡来した直後は、よく鳴く事が観察されています。

 

ジョウビタキの生態まとめ表

ジョウビタキのオスの画像

ジョウビタキの特徴や基本情報
分類動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/スズメ目/ヒタキ科/ジョウビタキ属
特徴ジョウビタキのオスは特徴的な灰色、黒、オレンジの配色だが、メスは灰褐色で下腹から尾だけがオレンジ。オスもメスも翼に白い斑紋があり、オスの方が大きい
会える季節秋〜春
会える場所農耕地、河原、公園、庭、林縁など
会える地域日本全国
名前
  • 漢字:尉鶲
  • 英語名:Daurian redstart
  • 学名:Phoenicurus auroreus
名前の由来ジョウビタキは昔「カッ、カッ」と尾を振りながら鳴く事から、単に「ひたき(火焚き)」と呼ばれていたが、その後、おじいさんの白髪を意味する「尉」を合わせて「ジョウビタキ」と呼ばれるようになった
サイズ/重さ14cm/13〜16g
食べ物昆虫、果実など

ジョウビタキのメスの画像

ジョウビタキの生態や子育てについて
鳴き声「ヒッ、ヒッ」「カッ、カッ」
寿命4〜5年と言われている
オスとメス日本で過ごす間は、オスもメスも単独行動を行う
歩き方ピョンピョンと跳ねるように歩く
似た鳥
性格単独行動を好み、人間をあまりおそれないが、なわばり意識の強い性格で鏡に映った自分を攻撃する事がある
行動開けた場所にある杭や石などによくとまり、おじぎをするような動きをする
子育て
  • 少数だが、日本での繁殖記録もある(富士見高原、北海道上川、兵庫県鉢伏高原、岡山県新庄村)
  • 建物などの人工物に、細根やコケ、茎などでお椀型の巣を作り、5〜7個の卵を産む
  • 卵は約12日で孵化し、主にメスが抱卵する
  • 孵化した雛は、2週間ほどで巣立つ

 

参考文献

フィールドガイド日本の野鳥/高野伸二 著野鳥観察ハンディ図鑑 山野の鳥/安西英明 解説/谷口高司 絵」「庭で楽しむ野鳥の本/大橋弘一 著」「散歩で楽しむ野鳥の本/大橋弘一 著」「名前の由来と語源 野鳥の名前/安部直哉 著バードリサーチニュース2015年11月6日

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