
「トモエガモってどんな鳥?」
トモエガモ(巴鴨)は、一度見たら忘れられない特徴的な顔をしたカモで、最も美しいカモの1つとされています。
その美しさから、羽や肉•スポーツの為に狩られ、ペットとして取引されている現実があります。
調べてみると、海外のペットショップでトモエガモのペアは£220.00でした(日本円にすると、約34,612円)
トモエガモってどんな鳥?
トモエガモってどんな鳥? | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/カモ目/カモ科/マガモ属 |
英名 | Baikal teal |
学名 | Anas formosa 意味美しいカモ |
別名 | 味がいい事からアジガモ |
生息地 | ☀︎春夏は、基本的に見られない ✳︎秋冬は、日本全国で見られ、日本海側に多いが、飛来数は少ない ■見られる月:10月〜4月 ★石川県、岐阜県などでは、年によって大群の記録がある |
世界分布 | ・東アジアだけに生息する ・繁殖地はロシアのシベリア ・冬には、日本、韓国、中国で越冬。まれにアラスカやアメリカ、ヨーロッパ |
生態 | ・湖沼、川、池などにすむ ・他のカモと混じって群れを作る事が多い ・主に種子を食べる他、水生植物、藻類、昆虫、甲殻類、貝類なども食べる |
トモエガモの特徴 | |
特徴 | ・オスの顔には黄白色と緑黒色のともえ形の斑紋があり、伸びた肩羽は黒くて栗色と白の羽縁がある。胸は紫褐色で、胸側に白い縦の線があり、飛翔中に翼の後縁に白い線が出る ・メスは褐色で黒い斑があり、くちばしの根元に小白円紋がある |
鳴き声 | ♪コココと鳴く |
サイズ | 全長40cm |
オスとメス | ・繁殖期が終わると、オスはエクリプスと呼ばれるメスに似た姿になる ・エクリプスのオスは、日本にやってきたばかりの時期も続いているので、メスとの判別に注意 |
子育て | ・窪地や茂み、流木の中などに、メスが巣を作り4〜10個の卵を産む ・卵は約24日ほどで孵化し、28〜35日ほどで親離れする ・繁殖は1シーズンで1回が基本 |
トモエガモの亜種
亜種の情報なし
トモエガモに似た鳥
コガモ
コガモのメスは、くちばし基部の白斑はなく、翼には2本の白線が出る
シアマジ
シマアジのメスは、眉斑と顔の線が目立ち、飛翔中の翼に2本の白線が出る
オシドリ
オシドリのメスは、翼の後縁に白線が出るため、似ているが灰色味が強く、目の周囲は白い。また足が橙色で、飛翔中の尾が長めに見える
トモエガモの鳥見メモ
僕がトモエガモに会ったのは、オシドリを観察していた時の事です。
オシドリがいる!
とテンションがMAXだったのに、
よく見ると…
ととととととおとと、トモエガモ!?!?!?!?
オシドリもトモエガモも会いたい鳥さんだったので…
オシドリを見るべき!?
トモエガモを見るべき!?
オシドリ?トモエガモ?オシドリ?トモエガモ?
と、結局オシドリを選んでしまいました…
でも、これは失敗でした。
それからオシドリはいつもその池にいたのに…
トモエガモは、見当たらなくなったんです…
あーそれならトモエガモを観察しまくれば良かった〜
と、ちょっと後悔しましたとさ。