
「ルリビタキの生態は?どんな鳥なの?」
ルリビタキ(スズメ目ヒタキ科)は、オスの青い姿が、幸せの青い鳥のイメージにぴったりの小鳥です。
普段のルリビタキは、下生えの低木の中に隠れている事が多いですが、岩や枯れ枝などの開けた場所にもよく現れます。
ルリビタキは1年中日本で見られる鳥ですが、季節により日本を移動する鳥です。
繁殖期には、北海道?本州?四国の高地に移動し、冬は関東より南の地方の低い山地の林でも見られ、身近な場所でも会える可能性があります。
「ヒッヒッ」とジョウビタキに似た声と「ギュッギュッ」という声で鳴き、「ヒッチョロチョロチョロリ」などとさえずります。
ルリビタキの生態まとめ表
ルリビタキの特徴や基本情報 | |
特徴 |
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会える季節 | 1年中(北海道では夏鳥、繁殖地以外では冬鳥) |
会える場所 | 山地、林など |
会える地域 | 日本全国で見られるが、季節によって生活環境を変える(漂鳥) |
名前 |
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名前の由来 | オスの青い羽色から。「瑠璃」と名前がついた鳥は、ルリビタキの他に、オオルリ、コルリが知られていて「瑠璃三鳥」と呼ばれている |
サイズ/重さ | 14cm/15g |
食べ物 | 昆虫、クモ類、果実などを食べ、地上や木の上で採食する |
ルリビタキの生態や子育てについて | |
鳴き声 | 「ヒッチョロチョロチョロリ」とさえずり、普段は「ヒッヒッ」「ギュッギュッ」などと鳴く |
寿命 | 毎年の観察によると、7年ほどの生存が確認されている |
オスとメス | オスは青い姿をしていて、メスは全体にオリーブ褐色。ルリビタキのオスは、1歳になると繁殖できるようになるが、青い羽色になるのは2歳以上からになる(遅延羽色成熟)その為、1歳の若いオスはメスとほぼ同じ姿をしていて識別が困難 |
歩き方 | ピョンピョンと跳ねるように歩く |
似た鳥 | 「ジョウビタキ」 |
性格 | 図鑑にも「あまり人をおそれない」と書いてあるくらいで、人を見かけても、ある程度近くまで近づく事ができる |
行動 | 群れをつくらず、単独で行動する。繁殖期は北海道•本州•四国の高山に移動し、冬になると関東より南の地方の低地の林に移動する |
子育て |
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