
「コチドリの生態は?どんな鳥なの?」
コチドリ(チドリ目チドリ科)は、ツバメと同じくらいの時期に日本にやってくる夏鳥です。
田んぼや川、海などで見られ、目の周りにある黄色いアイリングが特徴的です。
スズメより少し大きめの体に、長く黄色い足がよく目立ち、歩く姿をよく観察できます。
「ピォ、ピォ」と鳴き、繁殖期には「ピォ、ピォ、ビュー、ビュー」と鳴いて飛び回ります。
コチドリの生態まとめ表
コチドリの特徴や基本情報 | |
特徴 | 黒い羽がおでこから目の周りに広がり、目の前が白い。目に目立つ黄色のアイリングがあり、足も黄色い。お腹は白く、首元に輪を描くように黒い羽がある。冬になると羽色は淡い色になる |
会える季節 | 春〜夏(夏鳥)に日本に飛来し、オスは3月頃に飛来し、すぐになわばりを作る |
会える場所 | 田んぼ、河原、海岸、干拓地 |
会える地域 | 日本全国で見られるが、繁殖は九州以北で行い、南日本では冬を越す個体もいる。また南西諸島では冬鳥 |
名前 |
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名前の由来 | 小さいチドリという意味から |
サイズ/重さ | 16cm。スズメより少し大きく、チドリ類の中では最も小さい/39g |
食べ物 | 昆虫、ミミズなど。 浅い水辺で片脚を震わせて地面を叩くようにして、獲物をおびきだして捕食する事もある |
コチドリの生態や子育てについて | |
鳴き声 | 「ピォ、ピォ」「ピォ、ピォ、ビュー、ビュー」 |
寿命 | 4年ほどと言われている |
オスとメス | 同じ見た目で、外見からは判断が難しい |
歩き方 | 足を交互に出して歩く。ジグザグした動きをしながら止まり、食べ物を探す |
似た鳥 | 「イカルチドリ」 |
性格 | コチドリは巣に天敵が近づくと、羽を広げて身をかがめ傷ついた振りをして巣から離れ、天敵の注意を逸らす(擬傷行動) |
行動 | 越冬地への渡りが、繁殖地の増水による砂地の消失により6月下旬〜7月中旬に始まる事もあるが、1月中旬〜2月中旬に始まる事もあり、その年の環境により変動する可能性がある |
子育て |
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