タゲリ

「タゲリってどんな鳥?」

タゲリ(田計里/田鳧)は、頭の冠羽がぴょんと伸びた愛らしい見た目をした鳥さんです。

日本では越冬のために、日本にやってくる冬鳥で、ハトくらいの大きさをしています。

タゲリ(田計里/田鳧)ってどんな鳥?

川にいるタゲリの画像

タゲリってどんな鳥?
分類動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/チドリ目/チドリ科/タゲリ属
英名Northern lapwing
学名Vanellus vanellus

意味小さな唐箕
唐箕とは?臼などで籾殻をはずしたあと、風力を起こして穀物を籾殻•玄米•塵などに選別するための農具

別名英語で「Pee Wee」
生息地九州〜関東(関東以西に多く、本州中部で繁殖例がある)

■見られる月:10月〜3月(冬鳥)

世界分布ヨーロッパとアジアに広く分布する
生態
  • 水田、畑、河川、湿地、干潟などで、群れで過ごすことが多い
  • 足で地面を叩く様にして、獲物をおびき出すことがある
  • 食べ物は、昆虫類•甲殻類•ミミズ類など

タゲリの群れ事情
渡来直後と渡去前には、群れをつくっていることが多い。

→渡来後しばらくすると、団地では1羽か小群で行動し、積雪地では群れの数を維持したまま生活することが多い

1羽でいるタゲリの画像

タゲリの特徴
特徴
  • 頭の伸びた冠羽
  • 光沢のある緑の翼で、白い体に胸に黒い羽
  • 先が丸い翼で、ふわふわと飛び、白黒がハッキリわかる
鳴き声♪「キュウ」「ミュウー」と飛び立つ時に丸みを帯びた声で鳴く

♪渡去前に「キョロ キュウ」と鳴いて、ディスプレイすることもある

外部鳴き声視聴サイト:さえずりナビータゲリ

サイズ全長32cm
オスとメス
  • オスメス同色で、見た目では判別が難しい
  • 繁殖期になると、オスは顔が黒くなる
  • メスの方が若干色が薄く、冠羽も短い
子育て
  • 4月〜7月に耕作地、牧草地、湿原、湿地などの地面に窪みを掘り枯れ草を敷いた巣を作る
  • 4個の卵を産み、主にメスが抱卵し、22〜28日で孵化する
  • 孵化したヒナは、早成性で孵化後すぐに自分で歩け、29〜42日ほどで飛べるようになり独立する

タゲリの亜種

情報なし

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タゲリに似た鳥

ケリ

ケリは足が黄色で長く、顔が灰色で、体の上面は褐色。

ユリカモメ

ユリカモメは、顔から体が白く、翼は灰色で、くちばしと足が赤い。

外部サイト:Wikiーユリカモメ

タゲリの鳥見メモ

おさんぽ鳥見編集部

タゲリは冬鳥として日本にやってくる鳥さんですが、

 

僕はまだ1回しか会ったことがありません。

 

それも数年前…

 

毎年、冬が来るたび、田んぼを探すんですが…

どこにいるんだろうって感じです…

 

なので、次回の冬はタゲリを本格的に探してみたいと思います!

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