
スズメは全長14.5cmの留鳥で、人の生活圏を利用する身近な野鳥の代表。
ニュウナイスズメは全長14cmの漂鳥で、スズメより少し小さく、季節によって日本を移動する。
スズメとニュウナイスズメの違いまとめ表 | ||
スズメ | ニュウナイスズメ | |
羽色 | 雌雄同色 | オスとメスで異なる (オス:夏羽/冬羽 メス:あまり変化なし) |
見た目 | ほっぺに黒羽 | ほっぺが白い |
生息地 | 人の近く | 繁殖地:本州中部以北の明るい林 越冬地:根雪のない低地 |
鳴き声 |
スズメのチュン |
ニュウナイスズメのチュビッ |
スズメとニュウナイスズメを見比べる
スズメとニュウナイスズメの羽色の違い
スズメは頭の羽色が暗い茶色に見えることが多いです。
ですが、日の当たり具合によっては、明るい茶色に見えることもあるので、頭の色だけで判断するのは難しいことも…
ニュウナイスズメはオスとメスで羽色が違い、夏羽のオスは赤茶色の羽色が目立ちます。
冬になると、オスはメスに似た姿になるので、注意です。
スズメとニュウナイスズメの見た目の違い
スズメとニュウナイスズメの見分け方で、一番重要なポイントは、ほっぺの色!
スズメはほっぺに黒い羽が生えています。
ニュウナイスズメのほっぺはオスもメスも白いです。
間近で見る機会があれば、ほっぺの羽色をチェックすれば、スズメとニュウナイスズメは大体見分けられると思います!
スズメとニュウナイスズメの生息地の違い
スズメの生息地
- 人の近く
- 農耕地
- 公園
- 河川敷
地面や木の上、茂み、植え込み、電線、屋根、やぶ
ニュウナイスズメの生息地
- 春〜夏:本州以北の明るい林、山地
- 秋〜冬:根雪のない低地の農耕地や河川敷、公園
木の上、地面、電線、やぶ
スズメとニュウナイスズメの生態の違い
スズメは1年中会えますが、ニュウナイスズメは繁殖期は山地の明るい林にいるので、春〜夏に会う機会は少ないです。
ですが、秋〜春先のニュウナイスズメは低地にいるので、スズメの群れに混じっていることも!
スズメもニュウナイスズメも群れで行動しますが、群れの大きさはニュウナイスズメの方が大きい傾向があります。
特に春先になると、ニュウナイスズメは木の上で盛んにさえずるようになり、凄く賑やかになるのでいるかいないかがわかりやすくなります。
スズメとニュウナイスズメの鳴き声の違い
スズメとニュウナイスズメの鳴き声の違い |
スズメ |
スズメのチュン |
スズメのオス |
スズメの群れ |
ニュウナイスズメ |
ニュウナイスズメのチュビッ |
ニュウナイスズメの群れ |
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