ニホンカモシカの子どもが産まれるまで

日本でしか見ることのできない「日本固有種」の動物達…

 

ニホンカモシカも日本固有種の1種です。

今回は飼育環境での観察ではありますが、ニホンカモシカの発情?出産までを年表形式でまとめてみました。

 

日本という国に昔から暮らしていたニホンカモシカの生活ぶりを、少しでも知るキッカケになれれば幸いです。

 

ニホンカモシカの妊娠

ニホンカモシカのイラスト

今回はニホンカモシカの妊娠についてまとめています。

参考にしたのは、

・1967年日本カモシカセンターでの飼育個体の例です。
・観察期間は1967年10月?1978年7月です。

それではニホンカモシカの発情から妊娠までを、ざっくりと見ていきましょう。

1967年10月

ニホンカモシカが発情し始める

1967年12月

交尾が行われる

1968年1月(妊娠30日)

外見に変化は見られない

1968年2月(妊娠60日)

外見に変化は見られない

1968年3月(妊娠90日)

少しお腹が大きくなった気がする

1968年4月(妊娠120日)

お腹が大きくなっているのがハッキリとわかる。
胎動らしいものも観察できる。

1968年5月(妊娠150日)

お腹がかなり大きくなっていて、胎動もハッキリと確認できるようになった。
人間の目から見ると、外見からハッキリと妊娠しているとわかるのはこの時期。

1968年6月(妊娠180日)

下腹部が下がり、尾と陰部は4cmくらい離れていて、陰部が腫れ上がっている。
お腹の大きさは出産するのかと思うくらいの大きさ。

1968年7月(妊娠210日)

1頭の子どもを出産

ニホンカモシカ出産のその後

子どもを1頭産んだニホンカモシカのメスは、子どもと2頭で2?3年間一緒に暮らします。
オスは子育てには一切関与しません。

ニホンカモシカの妊娠まとめ

  • ニホンカモシカの発情期は10月?12月頃まで続き、この間に交尾が行われる。
  • ニホンカモシカのメスの妊娠期間は、約210日(飼育下での観察)
  • 出産する子どもは、1頭。
  • 出産後は2?3年、子どもと一緒に過ごす
  • オスは子育てには参加しない

 

今回はニホンカモシカの子どもが産まれるまでを年表にまとめてみましたが、いかがでしたか?

飼育環境での観察ではありましたが、ニホンカモシカを知るには大きな手掛かりになる情報だと思い、今回の記事作成となりました。

 

この記事をキッカケに、ニホンカモシカへの理解が少しでも深まれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

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参考文献

ニホンカモシカの発情周期お よび妊娠期間について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmammsocjapan1952/5/3/5_3_104/_pdf/-char/ja

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