動物界の人気者、レッサーパンダの値段は「350万円」です!
「レッサーパンダ:350万円」と言うのは、書籍「動物の値段/白輪剛史さん 著」に書いてあった値段です。
意外と買える値段なんですね…
と思いきや、買うだけではレッサーパンダは飼えません…
絵を描く事と、動物が大好きな「おざぽん」と言います!
レッサーパンダを飼うには
レッサーパンダは高山地帯に暮らしているので、一軒家で飼うには冷房完備の部屋を用意してあげましょう!
食べ物の大半は笹ですが、
同じ笹のように見えて、笹の味は違っていて、レッサーパンダは笹にうるさいです。
毎日、レッサーパンダの気分に合わせて、笹を用意してあげましょう!
動物園のレッサーパンダの食費は?
動物園で飼われているレッサーパンダの食費は300?2000円程度だそうです。
笹だけでなく、リンゴやバナナ、ジャガイモやサツマイモ、ニンジン、人工飼料のペレットなども食べてくれるのが食費の安さに繋がったようですね!
もしレッサーパンダを飼うとどうなるか?
愛らしい姿に癒される
レッサーパンダは見た目がかなり愛くるしい姿をしています。
その姿を見られるだけで、心が安らぐ事は間違い無いでしょう!
臭いに悶絶する
レッサーパンダは動揺すると、肛門線から刺激臭を出しちゃいます。
この臭いは、捕食者を撃退できるほど強烈!
臭いに堪えられないかもしれませんね…
さらに刺激臭だけではなく、縄張りをマーキングする事もあります。
つまり…レッサーパンダのおしっこの臭いが家中を満たす事になっちゃうんですね。
傷だらけになる(自分も家も)
レッサーパンダはネコのようなかぎ爪を持っていて、家の中がズタズタに切り裂かれてしまいます。
家の中だけで済めばいいのですが、飼い主さえも傷だらけになってしまうでしょう。(レッサーパンダにその気が無いとしても)
対策しようとすると、費用が凄まじい
僕は犬やネコを飼った事がないので、実際はわからないのですが、犬やネコでも綺麗に飼おうとしたら、結構費用がかかるんじゃないでしょうか?
レッサーパンダを飼おうと思ったら、それ以上の設備費用がかかります。
そしてそれ以上の費用をかけても、レッサーパンダの望む環境にはならないかもしれません。
パートナーとして人間と一緒に進化してきた犬ネコに比べて、野生動物を飼う事はハードルの高い行為なんですね。
レッサーパンダは350万円だけど、飼えない
ここまでレッサーパンダの値段と、飼うとどうなるかをまとめてきました。
ですが、レッサーパンダは一般人が飼う事はできません。
なぜなら、「レッサーパンダはワシントン条約附属書Ⅰ」に指定されている絶滅危惧種だからです。
ワシントン条約附属書Ⅰに指定されていると
ワシントン条約附属書Ⅰに指定されている動物は「取引により絶滅の恐れが極めて高いもの」とされていて、レッサーパンダはここに指定されています。
基本的に学術目的での取引は許可されるが、商業目的での取引は禁止となっています。
だから個人のペット用として、レッサーパンダを輸入することはできません…
最後に
以上が、レッサーパンダの値段でした。
レッサーパンダが350万円と言うのは意外でしたか?納得でしたか?
例えレッサーパンダが飼えたとしても、それはレッサーパンダの自由な生活を奪う事と同義です。
レッサーパンダはとても愛らしい動物ですが、生まれた自然の中でのびのびと暮らしているからこそ魅力的だと思いませんか?
本当にレッサーパンダが好きならば、レッサーパンダを飼いたい気持ちは、グッと我慢してほしいと…
自然の中に動物がいるのが好きな僕は思います。