山本山のおばあちゃんと呼ばれるオオワシに会いに行く方法2022

滋賀県長浜市湖北町にある山本山

標高325mの低山には11月下旬になると、オオワシが越冬しにやってきます。

山本山のおばあちゃん
オオワシの観察が始まって25年、毎年やってくるオオワシを地元の人やバーダー達は「山本山のおばあちゃん」と呼んで、毎年の飛来を楽しみにしています。

そんな2022年は、山本山のおばあちゃんがやってきて25年目の記念すべき年。

オオワシが高齢のため、今年も来てくれるのか、皆さん心配していましたが…

11月26日に、山本山にオオワシが飛来したのが確認されました!

この記事では、これから山本山のおばあちゃんことオオワシに会いに行きたい人向けに、山本山への行き方とオオワシの情報をまとめています。

おさんぽ鳥見編集部
山本山へはどう行けばいいの?
注意
山本山に限らず、探鳥地へ行く場合は、地元の方の迷惑にならないように、一人一人がマナーを守って行動していきましょう。

山本山のおばあちゃんに会う方法

湖北野鳥センターから山本山へのルートを説明したイラスト

山本山へは「湖北野鳥センター」を目指して行くのが一般的です。

いつ着いても大丈夫!
湖北野鳥センターには道の駅も隣接していて、駐車場は無料で24時間空いています。
またトイレもあるので、真夜中についても安心です!

なら、湖北野鳥センターの駐車場に車を停めて、舗装道を歩いて山本山に向かうのがいいですね。

電車なら、JR北陸本線「河毛」下車で、レンタサイクルやタクシーで山本山に向かわれる方もいます。(レンタルサイクル利用料500円(乗り捨て利用+300円)

河毛のレンタサイクルの情報
施設名称河毛コミュニティハウス
住所滋賀県長浜市湖北町山脇545-4
営業時間6:30〜18:00
営業日無休
利用料金1台500円(乗り捨て利用は+300円)

電動アシスト1台1000円(乗り捨て利用は+500円)

TEL0749-78-2280

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路上駐車にご注意を

現地に着くと、路上駐車や近くの空き地に車を停めている人がいるのが確認できます。

大体は現地を知ってる昔からの人のようですが、ただ山本山のおばあちゃんが有名になって、人が多く来るようになると、近所に住んでいる方にご迷惑がかかるようになったため…

現在では、道路に路上駐車禁止の看板が立てられています。

それでも路上駐車している人はいなくなっていないので、暗黙の了解で多めに見てくれている場所もあるようです。

ですが、初めて行かれる方は、湖北野鳥センターに車を停めて歩いて山本山に向かう方がトラブルになりにくくて安心だと思います。

それに途中の田んぼでも運が良ければコハクチョウやヒシクイなどにも会えるかもです!

湖北野鳥センターから山本山への行き方

湖北野鳥センターの琵琶湖側の画像

湖北野鳥センターから山本山へは、舗装道路一直線です

湖北野鳥センターに着くと、もう目の前に山本山が見えています。反対は琵琶湖!

オオワシがやってくる時期の琵琶湖の中洲では、コハクチョウやヒシクイが休んでいる姿も見れますよ!(少し小さいんですけどね…)

その琵琶湖側の反対の田んぼに伸びる舗装道路を進んでいくと、山の近くでたくさんのカメラマンが片側に寄ってカメラを構えていると思うので、近くまで行くとすぐわかります!(車が通るので、片側に陣取るのが基本です)

オオワシの観察ポイントはいくつかあり、とまり木にとまっているオオワシが一番近くで撮影できるのが、歩いてきた舗装道路になります。(混み具合によっては、位置を移動した方がいい可能性もあります。)

湖北野鳥センターから山本山へのルート画像

湖北野鳥センターの正面写真

湖北野鳥センターの正面入り口

道の駅も隣接している湖北野鳥センター。

駐車場もトイレも24時間空いているので、安心です。

琵琶湖の中洲の画像

湖北野鳥センターから見える琵琶湖の中洲

湖北野鳥センターからは、道路を挟んで、琵琶湖が見えます。

中洲ではコハクチョウやヒシクイ、多くのカモ類が見られます。

湖北野鳥センターから山本山へ続く舗装道路の画像

目の前に見える山本山に続く舗装道路

湖北野鳥センター入り口と向かい合うように見える山が、オオワシのいる山本山です。

舗装道路を1直線に歩くと、山本山の近くまで行けます。

オオワシのシーズンは、山本山の近くに多くのカメラマンがいます。

山本山の画像

オオワシのとまり木とねぐらがある山本山

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山本山のオオワシについて

山本山のオオワシは11月中旬頃からやってくる可能性があり、2022年は去年の11月19日より少し遅い26日に飛来しました

山本山のオオワシの情報は、
  1. 湖北野鳥センターのホームページ【毎日更新 鳥情報→オオワシの情報(リンク画像が確認しづらいかもです)】(リンク)
  2. 湖北野鳥センターのTwitter(リンク)
  3. びわ湖のオオワシを見守っている地元の方の運営するブログ「びわこオオワシ夢日記」(リンク)を確認すると、リアルタイムで山本山のオオワシの情報がわかります!

渡来してきて2週間ほどは、オオワシの行動も不規則で、リズムをつかめていないようなので、飛来情報があって2週間後くらいに会いに行くと、現地の皆さんに色々と教えてもらえると思います。

防寒着必須!

ただ山本山は寒さが厳しく、季節が進むと、雪も積もる地域です。

オオワシが飛び出すを待ったり、とまり木とまってくれるのを待ったり…

おさんぽ鳥見編集部
寒空の下、とにかく待つことが長くなりますので、防寒着は必須になります。

 

その防寒着も生半可な防寒着では安心できないので…
底冷え防止も忘れずに、冬登山に行くレベルの防寒着で行くと安心できるようです。


とまり木のオオワシだけを撮影したいなら、そこまで待たなくても、撮影しやすいようですが…
飛んでいるオオワシを撮影したい方は、1日中待っているのが当たり前のようです。

しかも悪天候なほど、オオワシは飛んでくれやすいようなので…本当に防寒対策をお忘れなく!

車も雪道を走れるようにしときましょう!

あと、強風で大砲カメラも三脚ごと倒されるので、重石やカメラにしがみついておくのもお忘れなく(特に悪天候時)

冬の山本山で気をつけたいこと
  1. 防寒対策
  2. 底冷え対策
  3. カメラが風で倒れるのを防止
  4. 雪道の運転対策
  5. 悪天候への対策

山本山のおばあちゃんことオオワシの写真

コイを捕まえてきたが、カラスに追われるオオワシの画像

コイを捕まえて山へ帰ってきましたが、カラスに追われているオオワシ

そんなわけで2022年11月26日に、オオワシがやってきたと情報を得たおさんぽ鳥見は、翌日初めてオオワシに会いに山本山に行ってきました!

日が経てば経つほど、雪が降る可能性があり…車の運転が怖いので、雪が降る前に一度会いに行きたかったんですよね。

山本山を背景に飛ぶオオワシ

渡来したばかりなのか、オオワシはねぐらの場所から出てこず、姿が見えない状態でしたが…

カラスがオオワシに襲いかかり、オオワシも嫌々出てきて、琵琶湖の方へ向かって行くのが観察できました!

コイを持って帰ってきて、とまり木にとまろうとするもカラスに邪魔されるオオワシの画像

その後、狩りもして、1度だけコイを持って帰る様子も観察できました。
ただ、とまり木にはとまってくれなかったので(とまろうとしたカラスにちょっかいを出されていたので)

環境が落ち着いてくるのは、2週間ほど後なんだと教えてもらいました。

コイを捕まえて飛ぶ山本山のおばあちゃんことオオワシの画像

以上、山本山のおばあちゃんに会う方法でした!

まとめると…
  1. 車なら湖北野鳥センターを目的地に、山本山へは舗装道路1本道(路上駐車は控えておきましょう)
  2. 冬の防寒対策、雪対策、強風対策を忘れずに(悪天候も多いです)
  3. 2022年はオオワシ飛来25周年の記念year!

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山本山はそんなに高くない山で、近くには集落もある人の生活圏が近い場所。

そんな場所にオオワシが越冬をしにくるのは、やはり大きな琵琶湖の存在が大きいのかもと感じました!

関西周辺でオオワシに会える貴重な場所、山本山。

野鳥観察をされている方なら、一度は会いに行ってほしいオオワシの紹介でした。

 

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