- 魅力的な見せ方
- 本当に伝えたいもの
- 画力
を手に入れる、第一歩になるかもしれません!
イラストにおける被写体の意味って?
人でもあり、物でもあり、焦点でもある…
その画面でもっとも見せたいものが「被写体」です!
人物の場合、「顔を見せたい」「耳についているピアスを見せたい」「うなじを見せたい」…
この記事では、被写体を魅力的に見せる6つの考え方を学んで、一歩進んだ画面づくりを目指していきましょう!
絵を描く事と、動物が大好きな「おざぽん」と言います!
被写体を魅力的に見せる6つの考え方
ここでは、被写体を魅力的に見せる「6つの考え方」をまとめています。
ですが、無限の可能性の前に、「基本的な考え方」もあるって事を改めて思い知らされました。
- 明るさと暗さ
- 被写体を画面のどこに配置するか?
- 主役は誰だ?
- 奥行き
- 三角形でまとめよう
- なぜそのアングルなのか?
明るさと暗さ
- 暗い背景にいる「主役」は明るくするべき
- 明るい背景にいる「主役」は暗くするべき
★あえて背景に溶け込ます意図が無ければ、(1)(2)のどちらかを守ろう
明るいか暗いかを意識する事で、どっちが主役なのかをハッキリさせ、見る人に伝わりやすい画面を作る事ができます。
被写体をどこに配置するか?
主役となる被写体を、画面のどこに配置するのか?
これも画面作りに大きな影響を与えます。
「どうしてそこに配置したのか?」×「表現したいもの」=「めっちゃいい」となるのが理想ですね!
主役は誰だ?
被写体が1つなら、主役はわかりやすいですよね?
被写体が複数になった時、「主役が誰なのか?」をハッキリさせる事も、魅力的な画面作りには大切です。
それは何も人物に限りません。
絵を描いていくと、細々したものが増えていきますが、その中の何が主役なのかをハッキリさせよう!
奥行き
画面に奥行きがあれば、構図は面白くなる!
- 手前は大きく
- 奥は小さく
三角形でまとめよう
被写体が複数の時、それぞれの被写体を画面に収める方法として「三角形でまとめる方法」があります。
三角形の頂点に、それぞれの要素を配置する方法で、しっかりとした画面を作ることができます。
- すべての被写体が同じ大きさにならないようにする
- 被写体をたどってできる「三角形」は、非対称の方が画面に動きが出る
なぜそのアングルなのか?
どういう角度から被写体を見るかでも、与える印象は違ってきます。
スマホのカメラで、人形でも自分でも色々なアングルで撮ってみて、
「感じた印象」をメモしておけば、被写体のアングルに迷わなくてもいいかもですね!
被写体を魅力的に見せる6つの考え方を知って
今回紹介した6つの方法は、一つ一つが独立した物ではありません。
これらの要素が複雑に絡み合う事で、魅力的な表現を生み出していると考えた方がいいと思います。
魅力的な画面を作るチェック項目
- なぜその明るさなのか?
- なぜその配置なのか?
- 主役はどうしてそっちなのか?
- 奥行きを出して構図に面白さを出せないか?
- 三角形でまとめた方が、見やすくないか?
- なぜそのアングルなのか?
この6つの質問に、ちゃんと答えられるなら、きっとその表現はかなり魅力的に感じるはず…
最後に
今回は「被写体」をテーマに、「被写体」を魅力的に見せる6つの考え方を見ていきました!
絵の世界はまだまだ奥が深く、今回学んだ考え方は、魅力的な表現をする為の一つでしかありません。
ですが、こうして一つ一つまとめていく事で…少しは理解しやすくなったんではないでしょうか?
もちろん、学んだだけでは技術として身に付きにくいので、今回学んだ6つの考えの元、手を動かす事が大切です。
6つの考え方を駆使して、作品を制作し、思い通りの絵が描けるようになりたいですね!
もっと構図について勉強したい人はこちらも参考にしてみてください
(僕自身も勉強し直し中で、コンテンツの充実には程遠いのですが…)
【参考書籍】
★こちらの書籍の内容を僕自身の解釈でまとめた内容になっています。
オリジナルの内容で学んでみたい方は、ぜひお買い求めください。(良い本です!)