
夜はシーンとしていて、1日の終わりを感じます。
ところが、どこからともなく
「ギャーギャー」
「キョキョキョ」
「ギュルギュル」
何やら鳥のような鳴き声がするではないですか…
この鳴き声の正体は、一体なんなんだろう?
この記事で、夜に鳴く鳥の鳴き声動画をまとめてみましたので、鳴き声の主を確かめてみてください。
目次
夜に鳴く鳥たち
イソヒヨドリ
市街地の夜でも、鳴き声を聞く機会が多いイソヒヨドリという鳥さんです。
元々は海岸暮らしだったんですが、今ではすっかり街の鳥です。
イソヒヨドリってどんな鳥?
トラツグミ
その鳴き声から妖怪「鵺」にされたトラツグミという鳥さんです。
林の近くで活動し、地面でミミズを良く獲っているのを観察できます!
ホトトギス
ホトトギスはカッコウの仲間で夏に日本にやってくる、全長28cmほどの鳥さんです。
夜中にも鳴くので、鳴き声を聞く機会は多いのではないでしょうか?
ただ2021年は6月になっても、ホトトギスの鳴き声が少ない印象です。
皆さんの地域はどうでしょうか?
ヨタカ
ヨタカはヨタカ科に分類される夏鳥で、全長は29cmほどです。
ヨタカは隠れるのが得意で、鳥が好きな人でも、滅多に会えない鳥さんです。(僕も会えていません…)
アオサギ
アオサギは日本で最も大きなサギで、全長は95cmほどです。
夜中にも鳴き、飛びながらもよく鳴いている様子が観察できます。
反面、狩りをする時は、声も出さず微動だにせず、ひたすら静かにしているギャップのある鳥です。
ゴイサギ
ゴイサギはサギの仲間で全長58cmほど。
水辺で食べ物を探しますが、繁殖は林で集団で行うので、夜に鳴くとかなり賑やかになるのではないでしょうか?
僕自身はゴイサギと会った事がないので、ちょっと写真を用意できませんでしたが…気になる方は「ゴイサギ」と検索してみてください。
ケリ
田んぼで子育てするケリは、繁殖期にはそれはそれは凄い大合唱を行います。
カエルの大合唱と相まって、田舎の夜は静かなんて言うのは、全くのデタラメかもしれませんね。
ケリってどんな鳥?
ムクドリ
繁華街や街中の夜で鳴くのはムクドリの大群です。
ムクドリが街中に集まるのは、子育てが終わった秋からなんです。
ムクドリってどんな鳥?
オナガ
オナガは東日本で会える全長36cmほどのカラスの仲間です。
昔は本州全土や九州で見られたようですが、10年もしないうちに西日本の個体は姿を消してしまった不思議な鳥なんです。
僕の観察地域では見る事ができない鳥なので、いつかは会いたいそんな鳥です。
ハクビシン
夜に鳴くのは、鳥だけじゃありません。
哺乳類のハクビシンもけたたましい鳴き声を放ちます!
シカ
シカの鳴き声も鳥みたいですね。
こうして鳴き声を聴き比べてみると「鳥なのか、哺乳類なのか、カエルなのか、昆虫なのか」わからなくなります。
夜に鳴く鳥まとめ
以上、夜に鳴く鳥たちでした。
他にもフクロウ類は夜に鳴く鳥として知られています。
フクロウ類まで紹介してしまうと、記事がとても長くなってしまうので、フクロウ類はフクロウ類だけで鳴き声動画をまとめています。
この記事が、夜に鳴く鳥の正体を突き止めるきっかけになれば幸いです。
あなたに鳥との素敵な出会いがありますように。
ご覧いただきありがとうございました!