ムクドリってどんな鳥?かわいい?うるさい?

ムクドリは、スズメ目ムクドリ科に分類される鳥類で、全長は24cmほど。

ムクドリは、鳥を見分ける為の基準となる「物差し鳥」の1羽で、芝生や開けた場所で食べ物を探している姿をよく見かけます。

秋になると、大群を作る事でも知られていて、夕方になると街路樹に集まって賑やかにしている姿を日本各地で観察でき、それで少し問題になってたりする鳥でもあります。

 

この記事では、ムクドリってどんな鳥?をテーマに、ムクドリについてサクッとまとめています。
写真多めでお伝えしているので、写真を見るだけでもムクドリの魅力が伝わると思います。

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ムクドリってどんな鳥?

地上で食べ物を探すムクドリの写真

ムクドリってこんな鳥①
外見体、灰黒。顔に白黒版画みたい
くちばしが橙〜黄色
会える季節1年中
会える場所芝生•公園•林
会える地域日本全国
サイズ24cm
食べ物種子、果実、昆虫など
鳴き声「キュルキュル」
「リャーリャー」
「ギャー(警戒音)」

樹上で食べ物を探すムクドリの写真

ムクドリってこんな鳥②
オスとメスほぼ同じ見た目(メスの方が色が薄い)
パートナーつがいになれば、よく一緒に行動するようになる
別名白頭翁(はくとうおう)
名前の由来椋の木の実を好んで食べるから(実際は色々と品数多めで食べています)
行動地面や樹上で食べ物を探す
活動秋〜冬にかけて大群になる(時には数万羽!)
子育て
  • 樹洞や軒先などの穴に巣を作り、薄い青緑色の卵を4〜7個産む
  • オスとメスで卵を温め、約12日で孵化、その後23日くらいで巣立つ
  • ひなが巣立つと親子で集まって行動するようになる
  • 夜はムクドリが一か所に集まりねぐらを作る
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ムクドリの春

体を膨らませるオスのムクドリの写真

ここでは春にムクドリを観察した記録をまとめています。

 

ムクドリは春でも群れで行動していて、その中でパートナーを見つけているようです。

体を膨らませながら、移動するムクドリの写真

オスは体を膨らませ、メスに近づいていきます。

体を膨らませながらオスに近づくムクドリの写真

メスの周りをウロウロするムクドリの写真

メスも最初は素知らぬ顔をしていたんですが、オスの猛アプローチの結果、

オスのアプローチに、お尻を突き上げるメスのムクドリの写真

お尻を突き出すような体制に。

メスの体に乗り交尾をするムクドリの写真

すると、オスがメスの上に乗っかり、交尾!

 

交尾をしたオスは、他のオスがメスに近づくと鳴き声をあげて追い払っていました。

群れで活動する分、パートナーは見つけやすそうですが、隙あらばメスを奪おうとする輩もいて、オスは大変そうです。
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ムクドリの秋

子育てが終わる秋頃になると、ムクドリは大群になって街路樹で夜を過ごします。

これが騒音や糞害となって、しばしばニュースに取り上げられていますよね。

 

糞害の方は、木の下で糞を集められるようにして、肥料にすればエコかなぁなんて思うんですが、どうでしょうか?騒音問題は、耳栓するか、気にしないか…うーん。

リーダーはいない

ちなみにムクドリの群れにリーダーはいないようです。

リーダーがいなければ、リーダーに従う必要もなく、誰かが危険を感じて飛び去れば、前に倣えで飛び去って危険回避がしやすいからだろうと考えられています。

ムクドリはなぜ群れるのか?

ムクドリの群れの写真

ムクドリが群れを作る理由としては「集団でいる事で、天敵からの捕食を避ける為」と考えられています。

 

1羽でいればすぐに襲われてしまうところを、群れる事で、個々のムクドリが狙われる確率を下げているんです。

これは「希釈効果」と呼ばれていて、多くの群れを作る生き物が取り入れている戦略になっています。

ムクドリの群れの真実
早く脱落しろ!
ムクドリの大群がハヤブサに襲われた時、当然ムクドリ達は飛んで逃げますよね。
この時ハヤブサは、ムクドリの群れからはぐれた子供や運動能力の劣った個体を狙う事が多いようです。
群れで逃げる様子は、ムクドリが協力してハヤブサから逃れるように見えるんですが、実際にはハヤブサが諦めてくれる事はないそうです。
この事から、ムクドリは群れで逃れようとしているわけではなく、早めに犠牲者を出して自分だけは助かろうとしていると考えられています。
早めに犠牲者が出れば、ムクドリも長時間飛び回らなくてよく体力の消費を抑えられる利点もあり、ムクドリの群れは「希釈効果」を最大限活かしたものなんだそうです。
ちなみに捕食者に会えば、群れの個体が一度に捕食されてしまう場合、生き物達は群れを作ろうとはしないようです。

ムクドリは物差し鳥の1羽

ものさしどり4羽をまとめた画像

ムクドリは身近でよく観察できる事から、他の鳥と見比べる為の基準の鳥の1羽になっています。(他にはスズメ、ハト、カラスがいます)

 

まずは4羽を覚えてみよう!
見た事のない鳥と出会った時に「スズメ•ムクドリ•ハト•カラス」のどの大きさに近かったかを覚えておくだけで、正体不明な鳥を突き止めるのに役に立つわけです。

黒いムクドリ?

黒いムクドリ「ハッカチョウ」の写真

皆さんは黒いムクドリを見た事がありますか?

 

いやいや、ムクドリは黒いでしょと、そう言われるわけですが、

本当に上から下まで真っ黒なムクドリを見た事がありますか?

上の写真のムクドリです。

 

この鳥はハッカチョウ。
ハッカチョウは、ムクドリと同じスズメ目ムクドリ科に分類される鳥類です。

ムクドリと同じように地上や樹上で食べ物を探しています。

ハッカチョウ簡単メモ

外国のムクドリ「ハッカチョウ」

ハッカチョウは本来日本に生息している鳥ではなく、元々は台湾や中国で繁殖しています。

日本でもハッカチョウが見られ始めたのは、台湾などから渡来したと考える事も出来ますが、実際はペットとして飼われたものが逃げ出した方が有力だそうです。

ムクドリってどんな鳥まとめ

ムクドリのつがいの写真

以上が、ムクドリってどんな鳥でした。

 

この記事を書きながら、ムクドリを観察していた時の事を思い出していたんですが…

ムクドリが何羽いるかで、大体ムクドリの生活状況がわかるかもと思ったんです。

数でわかるムクドリの家庭環境!?

あくまで参考に
ムクドリが1羽:オスかメスが抱卵中
ムクドリが2羽:カップル
ムクドリが3羽:カップルとメスを狙うオス
ムクドリが4羽:カップル2組
ムクドリが5羽:カップルとメスを狙うオス
ムクドリが6羽以上:カップル3組or子連れor彼女彼氏なし

こんな風にムクドリを見てみると、身近だからこそわかるムクドリの面白さがあるかなと。

ムクドリを見かけたら、何羽いるか観察してみてください。

ムクドリの魅力を発見できるかもしれません。

 

あなたに、ムクドリとの素敵な出会いがありますように。
ご覧いただき、ありがとうございました。

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