「ハシボソガラスって生態は?どんな鳥なの?」
ハシボソガラス(スズメ目カラス科)は、農耕地や草むらなどの開けた場所で、歩きながら食べ物を探します。
「ガー、ガー」と濁った声で鳴き、頭を上下しておじぎをするように鳴きます。
またハシボソガラスはクルミや貝などを落として割って食べる行動が知られていて、東北のハシボソガラスの一部では車にひかせて割る行動も見られます。
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ハシボソガラスの鳴き声
ハシボソガラスの鳴き声「ガー、ガー」 |
ハシボソガラスの生態まとめ表
ハシボソガラスの特徴や基本情報 | |
特徴 | 光沢のある黒い姿をしていて、額からくちばしまでが、なだらか。外見からは黒い羽しか見えないが、皮膚の近くには白く短い羽が生えている。 |
会える季節 | 1年中 |
会える場所 | 農耕地、芝生、公園、河川敷 |
会える地域 | 日本全国 |
名前 |
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名前の由来 | くちばしが細いカラスから |
サイズ/重さ | 50cm/480〜556g |
食べ物 | 昆虫、小動物、果実、種子など |
ハシボソガラスの生態や子育てについて | |
鳴き声 | 「ガー、ガー」と頭を上下させて鳴く ハシボソガラスの鳴き声 |
寿命 | 7〜30年と色々な説がある |
オスとメス | 同じ見た目 |
歩き方 | 足を交互に出して歩く |
似た鳥 | くちばしが太い「ハシブトガラス」 |
性格 | 似た鳥のハシブトガラスと比べると、おとなしい性格 |
行動 | つがいのなわばり、去年生まれた子供と一緒に守る家族なわばりを持ち、非繁殖期には家族単位で大きな群れを作る |
子育て |
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ハシボソガラスの巣立ち雛
「ハシボソガラスの巣立ち雛は、どんな生活をするの?」
巣立ったばかりのハシボソガラスの雛は、巣の近くの木や地上で、親鳥を待ちます。
雛がいる場所に人が近づくと、親鳥がやってきて、木の上で「ガー、ガー」と激しく鳴き、警戒を行います。
ハシボソガラスの雛は、巣の近くで活動しながら、2ヶ月ほど親鳥と過ごします。
8月頃になると、ハシボソガラスの家族は、なわばりから出て、他の家族と合流し、群れを作る事が観察されています。