イソヒヨドリのオスとメスと雛の姿を見比べよう!

イソヒヨドリはスズメ目ヒタキ科に分類される野鳥で、サイズは25cmほどです。

元々は海岸で生活している鳥ですが、最近では街でも普通に見られる鳥になっています。
オスは顔から背中が青く、お腹がオレンジ色という綺麗な姿をしていて、まさに「幸せの青い鳥」
ですが青い姿をしているのは、イソヒヨドリのオスだけなんです。

この記事では、初めにイソヒヨドリのオスとメスと雛の姿を見比べて、その後イソヒヨドリの簡単な生態をまとめています!

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イソヒヨドリのオスとメスと雛の姿を見比べよう!

草むらに立つイソヒヨドリのオスの写真

ベンチに止まるイソヒヨドリのメスの写真

イソヒヨドリの雛の写真

まずは、写真だけでイソヒヨドリのオスとメスと雛の姿を見比べてみます!(上から順番にオス、メス、雛)

どうでしょうか?

イソヒヨドリのメスと雛はとてもよく似た姿をしています。

メスと雛の違い

上の写真を見比べると、メスの翼は少し青みがあります。

メスも雛もうろこ模様が目立ちますが、
メスのうろこ模様はお腹に、
雛のうろこ模様は背中まで全体的に目立つ感じです。

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イソヒヨドリの生態を簡単まとめ!

杭の上にとまるイソヒヨドリのオスの写真

「イソヒヨドリ」ってこんな鳥①
外見
  • オスは顔から背中まで青く、お腹がオレンジ色
  • メスは全体的に灰黒褐色、お腹は暗黄褐色と褐色のうろこ模様
会える季節1年中
会える場所海岸•市街地
会える地域日本全国(北日本では冬に暖地へ移動)
サイズ25m
食べ物海岸暮らし「フナムシやカニ類など」
市街地暮らし「ゴキブリなどの昆虫類、ムカデ、ヤモリ、バッタ、ミミズ、カエル、木の実など」
鳴き声「ホイピリーチョチョ」
「ヒィーチョイピー」
「ヒィヒィヒィヒィ、グェグェグェ(警戒)」

地面に降りるイソヒヨドリのメスの写真

「イソヒヨドリ」ってこんな鳥②
オスとメスオスは青く、メスは暗灰色
パートナー
  • 3月半あたりからオスがさえずり始める
  • 繁殖期が終わると、オスもメスも1羽で行動するようになる
別名いそつぐみ
名前の由来磯に住んでいて、ヒヨドリに似ている事から
行動
  • 家の屋根や電柱など、高い場所で佇んでいる
  • 食べ物を探す時は、地面に降りる
  • 移動は両足を一度に出すホッピングスタイル
活動夜もさえずる
子育て
  • 枯れ枝や枯れ草を敷き詰めたお椀型の巣に、卵を3〜6個産む
  • 卵の色は淡い緑青色で、約15日で孵化し、その後15日くらいでヒナが巣立つ
  • ヒナは巣立ち後17〜25日間、親のなわばり内で食べ物をもらう
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イソヒヨドリの鳴き声動画

イソヒヨドリのさえずりは、春になると街中でもよく聴こえます。

朝はもちろん夜にも鳴くので、初夏になると、夜にイソヒヨドリとホトトギスのさえずりを一緒に聴く機会も多いです。

イソヒヨドリの子育て動画

イソヒヨドリの子育てに関して、面白い情報がありました。

ザッとまとめると、こんな感じです。

イソヒヨドリの子育てテクニック!

雛が巣にいる時:オスメス両方で世話をする

雛が巣立つと、3パターンに分かれる

  1. オスだけが雛に食べ物を与える
  2. メスだけが雛に食べ物を与える
  3. 雛によって、オスとメスで食べ物を与える子を分ける

親鳥の気配を感じて、鳴き声をあげるイソヒヨドリの雛の写真

僕が以前会った巣立ち雛はオスに食べ物をもらっていました。
メスはいないのかなと思ったら、こんなパターン分けがあったんですね!

参考文献:バードリサーチニュース2011年8月号

世界のイソヒヨドリ

正面を向くイソヒヨドリのメスの写真

イソヒヨドリは、日本以外にもアフリカ北部、地中海沿岸のヨーロッパ諸国からヒマラヤ、中国、ベトナム、ロシア、マレー半島、スマトラに生息しています。

世界のイソヒヨドリのほとんどは、高山帯の岩場に生息していて、学名も「Monticla(山に生息する)solitaries(単独性の)」という意味です。

自分で食べ物を探しているイソヒヨドリの雛の写真

海岸に暮らしている日本のイソヒヨドリは、イソヒヨドリ界では珍しい存在のようです。

しかも日本のイソヒヨドリ…今では海岸の鳥というよりは、街の鳥になっていて身近な存在です。

イソヒヨドリが街の鳥になったワケ

高山や海岸の高低差のある環境と、市街地の高低差のある環境が似ているのが、分布域を広げている理由の一つと考えられています。

イソヒヨドリに似た鳥

ヒヨドリ

イソヒヨドリに似た鳥ヒヨドリの写真

イソヒヨドリの名前の由来になったヒヨドリは、スズメ目ヒヨドリ科に分類される野鳥で、ヒタキ科のイソヒヨドリとは分類が違います。

しかもオスのイソヒヨドリはヒヨドリには似ていないですよね?

という事は、イソヒヨドリはメスや雛の姿から名付けられた可能性が高そうですね。

ツグミ

イソヒヨドリに似た鳥ツグミの写真

イソヒヨドリと同じスズメ目ヒタキ科に分類される秋〜春に見られる野鳥で、サイズは24cmほど。

イソヒヨドリよりも地面にいる事が多く、地面を突いて食べ物を探す姿をよく見ます。

イソヒヨドリのまとめ

太陽の光に照らされるイソヒヨドリのオスの写真

イソヒヨドリは人間社会を利用して、すっかり身近な鳥になりました。

家の近くでも、巣立ち雛の姿を見る事ができ、オスとメスと雛の姿を見比べやすいので、今度は実際にイソヒヨドリに会って、オスとメスと雛の姿を見比べてみてください。

親鳥を木陰で待つイソヒヨドリの雛の写真

あなたに、イソヒヨドリとの素敵な出会いがありますように。
ご覧いただき、ありがとうございました!

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