セグロセキレイ

「セグロセキレイの生態は?どんな鳥なの?」

セグロセキレイ(スズメ目セキレイ科)は、石の河原などの水辺に生息し、田んぼでもよく見かけます。
ハクセキレイに似た習性で、尾を振りながら地上で食べ物を探します。

「ジージー」と濁った声で鳴き、「チチージョイジョイジョイ」などとさえずります。
日本固有種とされるが、ロシアや朝鮮半島、台湾、中国でも観察が報告されています。

セグロセキレイの鳴き声

セグロセキレイのさえずり

セグロセキレイの鳴き声(警戒)

セグロセキレイの生態まとめ表

セグロセキレイの全身画像

セグロセキレイの特徴や基本情報
特徴顔全体が黒く、眉斑と喉が白い。個体によっては喉の白い部分が多い物がいる
会える季節1年中
会える場所水辺、田んぼ、芝生
会える地域日本全国(沖縄では珍しい)
名前
  • 漢字:背黒鶺鴒
  • 英語名:Japanese Wagtail
  • 学名:Motacilla grandis
名前の由来背中が黒いセキレイだから。「セキレイ」は背筋が清涼な鳥という意味
サイズ/重さ21cm/26-35g
食べ物水辺の昆虫類、ミミズなど

木の上で警戒するセグロセキレイの画像

セグロセキレイの生態や子育てについて
鳴き声「ジージー」
「チチージョイジョイジョイ」

セグロセキレイの秋のさえずり動画

YouTube-おさんぽ鳥見/セグロセキレイ、秋のさえずり(タップでYouTubeに移動します)

寿命平均寿命は2〜3年と言われるが、詳しくは分かっていない
オスとメス同じ見た目
歩き方足を交互に出して歩く
似た鳥ハクセキレイ」「キセキレイ

性格雛を守る為に、自分に注意を向ける習性があり、ハクセキレイよりも人に対する警戒心がある
行動ハクセキレイに似た習性で、行動がよく似ているが、ハクセキレイよりも水辺を好む。ハクセキレイが好む芝生にも現れる事もある
子育て
  • 3〜7月に、枯草などを使ってお椀状の巣を作り、4〜6個の卵を産む
  • 卵は約12日で孵化し、主にメスが温める
  • 孵化した雛は14日ほどで巣立つ
  • 巣立った雛は、約25日ほど家族で行動する

セグロセキレイの巣立ち雛

セグロセキレイの巣立ち雛の画像

「セグロセキレイの巣立ち雛は、どんな生活をするの?」

巣立ったばかりのセグロセキレイの雛は、川の近くの岩場などに隠れて、親鳥から食べ物をもらいます。
巣立ち直前の雛は、親鳥が警戒の鳴き声を出すと、その場でジッとして動かずにいます。

雛は成長と共に、飛んで木の上に逃げるようにもなりますが、しばらくは同じ場所で過ごします。

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参考文献

フィールドガイド日本の野鳥/高野伸二 著野鳥観察ハンディ図鑑 水辺の鳥/安西英明 解説/谷口高司 絵

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