ハクセキレイ

「ハクセキレイの生態は?どんな鳥なの?」

ハクセキレイ(スズメ目セキレイ科)は、農耕地や芝生、市街地の空き地などで見られます。
長い尾を振りながら歩き、昆虫などの食べ物を探します。時には飛び上がって、昆虫をとる事もあります。

「チュチュン、チュチュン」と鳴き、似た鳥のセグロセキレイと異なります。
ハクセキレイは橋の下や建物、木に集まってねぐらをつくります。

ハクセキレイの鳴き声

ハクセキレイの鳴き声「チュチュン」

ハクセキレイの生態まとめ表

ハクセキレイのオスの画像

ハクセキレイの特徴や基本情報
特徴よく歩き、逃げる時もまずは走って距離を取る
会える季節1年中
会える場所水辺、農耕地、市街地
会える地域日本全国
名前
  • 漢字:白鶺鴒
  • 英語名:Japanese Pied Wagtail
  • 学名:Motacilla alba lugens
名前の由来顔が白いセキレイだから。「鶺鴒」は「背筋が清冷な鳥」という意味がある
サイズ21cm
食べ物昆虫、クモ、ミミズなど

ハクセキレイのメスの画像

ハクセキレイの生態や子育てについて
鳴き声「チュチュン、チュチュン」
「チチン、チチン」
「チュイチー」「チュイチー」

ハクセキレイの鳴き声

寿命1〜3年と言われているが、はっきりしない
オスとメス
  • 繁殖期のオスは頭から背、胸から喉が黒い
  • 繁殖期のメスは頭と胸が少し黒く、背が灰色
  • 冬のオスは喉の黒い部分が少なくなり、背が灰色になるが、黒いままの個体もいる
  • 冬のメスは、頭と背が灰色になり、喉の黒い部分が細くなる
歩き方足を交互に出して歩く
似た鳥セグロセキレイ」「キセキレイ

性格群れを作らず、単独行動を行い、繁殖期には2羽でいる。人をあまり恐れない
行動街中や駅のホームでも見られ、人間社会への適応が著しい
子育て
  • 4〜7月に、地上のくぼみや石の間などに、枯れ草などでオスとメスが共同でお椀型の巣を作り、4〜5個の卵を産む
  • 卵は約12日で孵化し、オスとメスが温める
  • 孵化した雛は15日ほどで巣立つ
  • 巣立った雛は、約3週間ほど家族で行動する

ハクセキレイの巣立ち雛

ハクセキレイの巣立ち雛の画像

「ハクセキレイの巣立ち雛は、どんな生活をするの?」

巣立ちを迎えたハクセキレイの雛は、親鳥のなわばりの中で、食べ物をもらうようになります。
巣立ったばかりの時期は、芝生などでジッと親鳥を待っていますが、日ごとに行動が活発になります。

ハクセキレイの雛は、巣立ちを迎えても、約3週間は親鳥から食べ物をもらいます。

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編集部による観察記録「探鳥記」

 

参考文献

フィールドガイド日本の野鳥/高野伸二 著野鳥観察ハンディ図鑑 山野の鳥/安西英明 解説/谷口高司 絵

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