カワラヒワ

「カワラヒワの生態は?どんな鳥なの?」

カワラヒワ(スズメ目アトリ科)は、スズメに似た鳥で、木の上や地上で活動します。
円錐形のくちばしは、植物の種を食べるのに適していて、よくタンポポの種などを食べに草むらにやってきます。

繁殖期になると、カワラヒワのオスは木のてっぺんなどで「ビィーン」とさえずり、秋〜冬は群れを作って、過ごすようになります。

カワラヒワの鳴き声

カワラヒワのさえずり「ビィーン」

カワラヒワの鳴き声「キリリ」

カワラヒワの鳴き声「チュンチュンチュン」

カワラヒワの生態まとめ表

カワラヒワのオスの画像

カワラヒワの特徴や基本情報!
特徴深く2つに分かれた尾羽が目立ち、飛ぶ時には翼の黄色も目立つ。黄緑色の頭部も天気が良い日はよく目立つが、曇りの日などは黒っぽく見える為、注意が必要
会える季節1年中
会える場所公園、農耕地、林
会える地域日本全国(沖縄では春と秋にまれに会える)
名前
  • 漢字:河原鶸
  • 英語名:Oriental Greenfinch
  • 学名:Chloris sinica
名前の由来河原に群れているヒワだから。「ヒワ」は弱々しい鳥という意味で、飼育するとすぐに死んでしまっていた事に由来する。
サイズ/重さ15cm/23g
食べ物タンポポ、ブタナ、ひまわりなどの植物の種子

カワラヒワのメスの画像

カワラヒワの生態や子育て!
鳴き声「ビィーン」とさえずり、普段は「キリリコロロ」「チュンチュンチュン」などと鳴く
寿命2〜3年と言われている
オスとメスオスは頭部の黄緑色が強く、目先から嘴の基部が黒っぽい
歩き方ピョンピョンと跳ねるように歩く
似た鳥マヒワ」「アトリ」「スズメ

性格地上で食べ物を探す事が多いが、人が近づいたりすると、すぐに木の上に飛んでいく事から、用心深い性格
行動カワラヒワは繁殖期前に、集団でお見合いをする。集団お見合いは秋〜春先に見られ、オス同士が力比べを行い、強いオスからメスとつがいになっていく
子育て
  • 3〜7月に、木の上にお椀型の巣を作り、3〜5個の卵を産む
  • 卵は約14日で孵化し、メスのみが温める
  • 孵化した雛は15日ほどで巣立つ
  • 巣立った雛は、親鳥と過ごしながら、秋に作る群れまでは1家族または数家族で過ごす
  • 雛が自分で食べ物を食べられるようになれば、2回目の子育てをするつがいもいる

カワラヒワの巣立ち雛

カワラヒワの巣立ち雛の画像

「カワラヒワの巣立ち雛は、どんな生活をするの?」

カワラヒワの巣立ち雛は4月下旬あたりから見られ始めます。
巣立ったばかりの雛は、親のなわばりにある茂った木に隠れて過ごします。

巣立ち後4〜5日後になると、親鳥の後を追って、木から木へと移動する事が多くなります。
巣立ち後1週間から10日ほどで、雛は自分で食べ物をとるようになります。

 

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参考文献

フィールドガイド日本の野鳥/高野伸二 著野鳥観察ハンディ図鑑 山野の鳥/安西英明 解説/谷口高司 絵

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