
よく見知ったスズメ
こちらは誰もが知っているスズメですよね?
一番真ん中に写っているクチバシの縁がちょっと黄色いのは若い個体です。
今年生まれて成長した子かな・・・
その右隣のスズメはクチバシが真っ黒ですよね?
これが大人の証。例外もあるみたいですが・・・
スズメ?
こちらはスズメでしょうか?
スズメのようだけど、何か違う気もしませんか?
・頭が茶色ではなく、栗色
・頬に黒い模様がない
・目の上から後頭部にかけて白いラインがある
この子もスズメなんですが、いつも見ているスズメとは違うんです。
名前を「ニュウナイスズメ」といいます。
林や森に暮らすスズメなので、あんまり見る機会が無いんですね。
しかも、繁殖地は北海道の平地の林や本州中部以北の山地で、越冬の為に暖地へ移動するので、関西では冬にしか見ることが出来ないんです。
オスとメスで姿が違うんですが・・・
僕が出会えたのはオスだけでした。
スズメの群れに混じってたんです。
ハワイのスズメ
人生初めての海外旅行は、修学旅行のグァムでしたが、自分の意志で行ったのはハワイのビッグアイランド。
海外に行けば、何か変わるんじゃないかと思ったけど、劇的に何か変わるわけではなかった。でもハワイでの経験は、じんわりと今でも僕に影響をもたらしています。
そこで出会ったスズメは、日本のスズメやニュウナイスズメとも違っていました。
・頭の色はニュウナイスズメみたいな明るさがあるけれど、クチバシから額にかけて白い羽がある
・背中の羽には、白い羽が混じってぼやっとしてる
・ニュウナイスズメみたいに頬に黒い模様が無い
「イエスズメ」と呼ばれているスズメで、日本のスズメと同じ様に人の近くで生活しているので、凄く身近な鳥なんだそうです。
ハワイにとっては外来種なんですけどね。
日本のスズメの写真集
いつも身近にいるから、季節によって色んな姿を見せてくれるスズメ。
春には、サクラの木の上でこんにちは。
夏の繁殖期を乗り越えたスズメ達は、秋になると群れを作り始めます。
たくさんのスズメと一度に会えるのは、秋~冬の季節だけ。
枯れ木にスズメが留まったら、スズメの木の出来上がり。
ローズマリーが植えられている場所に、よくスズメがいます。
ローズマリーの低木感が、スズメにとっていいんでしょうか?
それともローズマリーが美味しいのかな?
冬のスズメは、本当にフワフワ。
この写真を撮ったから、身近な自然にもっと目を向けて欲しい気持ちが湧き上がって、
自作の絵本も作ったんです。
【次の記事】フワフワのスズメを見て出来た自作の絵本「さむくなってきました」を読むにはこちらをクリック!
姿だけ見比べたい人に

日本のスズメ

日本のニュウナイスズメ

ハワイのイエスズメ