カルガモのかわいい生態〜観察写真•親子写真と一緒に紹介!

カルガモはカモ目カモ科に分類される鳥類で、全長は61cmほど。
河川や田んぼ•池などの様々な水辺で、1年中会える日本で唯一の身近なカモなんです!(他のカモはほとんどが冬鳥)

繁殖期になると、カルガモ親子のお引っ越しが、よくニュースで取り上げられるのを見た事はないでしょうか?

カルガモ親子に会うなら、5月中旬あたりから水辺で探してみるのがオススメです!(観察の際は、カルガモ親子を怖がらせないように、静かな観察を心がけましょう)

この記事では、そんなカルガモのかわいい生態を観察写真と共に紹介いたします!
カルガモの生態をザッと学んで、カルガモとの出会いに備えてください!

写真だけ見ても楽しめるように記事作成しているので、写真だけ見てもOKです。

それでは、カルガモの世界を見ていきましょう!

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カルガモのかわいい生態!

翼を羽ばたかせるカルガモの写真

カルガモのかわいい生態①
外見顔は淡色で2本の黒線が走る
羽を広げると、青色の羽が目立つ(翼鏡)
会える季節1年中
会える場所水辺
会える地域日本全国
サイズ61cm
食べ物植物の葉•茎•種や小型の無脊椎動物など
鳴き声「グェッグェッ」

カルガモカップルの写真

カルガモのかわいい生態②
オスとメスほぼ同じ見た目(繁殖期になるとオスはメスより色が濃くなる)
パートナー秋〜冬にかけて、パートナーを探す
別名夏鴨(なつがも)
名前の由来
  • 軽いからカルガモ
  • 軽池という場所に1年中いたから(現在の奈良県橿原市の剣池の事)
行動ほとんどの時間を水辺付近で過ごす
活動水辺を歩いたり、泳いだりしながら、くちばしを震わせながら食べ物をとる
子育て
  • 草むらや藪に30cmほどの皿状の巣を作り、10〜14個の卵を産む
  • 卵を温めて約27日で孵化し、孵化したひなはすぐに自分で歩けるようになる
  • 孵化したひなは、大きくなるまでメスと過ごす
  • メスが卵を温め始めると、オスはオスだけの群れを作り、子育てには参加しない
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かわいい!カルガモの豆知識!

まんまるに見えるカルガモの写真

ここではカルガモにまつわるかわいい豆知識をまとめています!

かわいい!カルガモ豆知識!

産卵は隠れた場所で
カルガモは水辺の草むらなどで産卵します。
僕の観察では、休耕田の茂みでカルガモの巣を見つけた事があります。
そうして、一見すると何もなさそうに見えるところで安全を確保して卵を産むんですね。
引っ越しする理由
カルガモ親子の引っ越しはニュースでも取り上げられるほど有名ですよね?
「でも、どうしてカルガモは引っ越しをするんでしょうか?」
それはカルガモが普段は水辺で暮らしている事に関係します。
カルガモのひなは生まれてからすぐに歩く事ができ、自分で食べ物を食べれるんです。
なので、親鳥が普段食べ物をとっているような餌が豊富な環境へ引っ越すんですね。
カルガモが引っ越しする理由は「ひなの成長の為」という事です。
安全対策の引っ越しも
いくら食べ物が豊富であっても、天敵がたくさんいれば、カルガモ親子はまた引っ越しをします。
ひなの成長と安全を天秤にかけ、危険と感じれば、2回3回と引っ越す事もあるようです。
天敵がいなくても引っ越し先に、食べ物が少なければ…
カルガモ親子は多分引っ越しちゃうでしょう。
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カルガモのかわいくない生態?

茂みで食べ物を探すカルガモの写真

ここではカルガモのかわいくない生態をご紹介します。

かわいくない生態を読む前に

注意点として、今回ご紹介する生態は人間から見れば考えれらえない生態かもしれません。
ですが、野生動物は人間とは違う価値観を持っています。
それを人間社会のお手本にしろとは言いませんが、生命の多様性として受け止めていただければ幸いです。
人間社会は、悪や正義をハッキリさせたがる傾向にありますが、生命の活動においては悪も正義もないと思うんです。
前置きが長くなってしまいましたが、それではカルガモのかわいくない生態をどうぞ。

いちゃつくカルガモカップルの写真

カルガモのかわいくない生態?

他の親子の子どもを殺す
カルガモは子育て場所が密になると、他の親の子どもを殺す事もあります。
自分の子どもを殺す事も
他の親の子どもだけではなく、時には自分の子どもを殺す事もあります。
その原因は、食べ物の量に関係しているようで…
元気に成長している強い子どもを確実に大人にする為に、食べ物があまり食べられていない弱い子どもを殺して、食べ物の確保を図っていると考えられています。
子沢山は犠牲前提
カルガモに限らず、ひなが無事育つ確率は低く、多くのひなは大人にはなれずに命を落としていきます。
「天敵•栄養不足•病気•増水•交通事故など」色々な原因で、ひなはいなくなります。
その対策として「数を増やす事で、1羽でも確実に大人にする」という生存戦略が適応していったのだと考えられています。

カルガモの1年

カルガモの卵の写真

ここではカルガモ観察に役立つように、カルガモの1年をざっくりまとめています!
あくまで観察の目安にお考えください。

カルガモの一年

  • 春:カップルで過ごす
  • 夏:【オス】オス同士の群れで過ごす【メス】子育て真っ最中
  • 秋〜冬:みんなで群れて、恋人探しもする

(あくまで目安)

カルガモ親子の写真

カルガモの親子の写真ここでは実際の観察記録を踏まえた、カルガモ親子の遭遇時期をまとめています!

カルガモ親子に会える時期は?

他の方の観察も調べてみると、大体5月〜7月にかけてカルガモ親子が現れているようです。

以前の僕の観察でも5月28日にカルガモ親子に遭遇していたので、5月以降はカルガモ親子に会うチャンスだと言えますね!

カルガモのひなの写真

カルガモ親子に会うには

5月から7月に、水辺をウロウロしてみよう!
カルガモは身近なカモなので、意外なところでカルガモ親子に会えるかも!

カルガモのかわいい生態まとめ

草むらに立つカルガモの写真

以上が、カルガモのかわいい生態まとめでした!

カルガモは1年中見られる身近なカモでしたね!
カルガモ親子が現れる5月〜7月には、近くの水辺でカルガモ親子を探してみてはどうでしょうか?

水辺付近は危険もあるので、カルガモ親子を観察の際は、安全対策を忘れないようにしてくださいね。

それではあなたに、カルガモとの素敵な出会いがありますように。
ご覧いただき、ありがとうございました!

おまけ:カルガモの気持ちを想像する

カルガモの子殺しは衝撃的な内容でしたね。
ここでは、おまけ話としてカルガモが子殺しをする時のカルガモの気持ちを想像したいと思います。

前提として「子殺ししなくても、ひなは減っていく」という厳しい現実があります。(観察記録によると4割の家族は、ひなが全滅したそうです)

もう一つ前提として「食べ物が豊富なら、子殺しは行わない」と考えられます。
つまり、食べ物がなくなるかもと考えているから少しでも我が子に食べ物が行くように、子殺しをするわけです。

ですが、カルガモは食べ物が少ないと「引っ越しする」選択肢もあるわけです。
ただ引っ越しは危険が多く、新天地に食べ物があるかどうかもわからない為、あまりしたくないのかもしれません。

その為、他人の子どもや自分の子どもの数を減らした方が、より確実に子ども達を大人にできると考えているのかも。さらに、ひなの数が減ってきたメスは神経質になっていて、何がなんでも我が子だけはと考えていて、子殺しを行うのかもしれません。

食べ物の量•子どもの成長具合•自分の子どもの数•引っ越せるかどうか•他の家族との関係など、カルガモの子殺しは色々なものを天秤にかけて行われていると想像できます。

「10羽産まれれば、みんな元気に育ってほしい」
「8羽になれば、いなくなった2羽の分も元気に育ってほしい」
「4羽になれば、せめてこの子達だけでも」
「1羽になれば、何がなんでもこの子だけでも」
そんな考えがあるのかもしれませんね。

とは言っても、これは観察事例から僕が想像した話です。
カルガモに話が聞ければいいんですが、それは無理な話…

せめてカルガモがゆっくり観察できる機会があればと思うんですが、僕の身近な観察場所では、なかなかカルガモ親子と遭遇しなくて…観察も満足に行えていません。

カルガモの気持ちを想像するだけの話でしたが、「カルガモはなんて残酷なんだ!」って気持ちが少しでも和らげば幸いです。

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