2021年7月21日、セミが本格的に鳴き始め、空が青く輝く夏の川!
公園の中学生達は「日差しが当たったら、めっちゃやばい!」と、若さも暑さには敵わないようです。
それでもドッジボールをしようとしてたんだから、元気なんですね。
僕も負けじと、夏の日差しの下で鳥探し!
近くの川を自転車で颯爽と走りながら、
「何かいないかなぁ?」「何かいないかなぁ?」と探していました。
夏の川に、突如現れる黒いかたまり
鳥がいきなり現れてもいいように、颯爽とゆーっくり走っていると、遠くに黒いかたまりが見えてきました。
なんだなんだと思っていると、黒いかたまりは、なんとカワウの大群!
うぉぉぉぉ!!紅白歌合戦の得点カウントをする野鳥の会のごとく、数を数えるぞー!!!
1、2、3、4、5、6、7・・・
上の画像で写っているだけで、なんと32羽のカワウがいました!
夏のカワウは、こんなに大群になるんですね!
カワウの大群
カワウの画像をよーく見ると、お腹や首が白い子がちらほら…
今年生まれた子供達のようです!
もうパッと見、大人にしか見えない大きさです。
ん?!!
ちょっと距離が遠すぎる!なんとか近寄れないかな…と
階段を降りて川岸に…
そーっと、そーっと…
刈っても刈っても、生えてくる雑草達よ!オラの姿を消してくれ!!とにじりよる僕!
「あっ!」
あ?…
飛んでいってしまった。
飛んだら飛んだで、飛ぶ瞬間を収めれたらいいな!と思っていたのに…
慌ててしまって、かろうじて後ろ姿だけ…
草陰に隠れていたのに…さすが野生動物の感覚です。僕がカワウを見つけていたら、カワウも僕をしっかり見ているんですね…
そんなわけで、夏の川では、今年生まれた子供達が群れを作っていました!
この中に親鳥がいたかどうかは、ゆっくり観察できずにいたのでわかりませんが…
写真の個体を見る限り、全身が黒い個体もいるようなので、親鳥も一緒の群れだと思います。
最後に、カワウの不思議
今回観察した夏の川では、カワウの子供たちを連れた32羽以上の大群が見られました。
ですが、ところ変わって近くの公園の池では、大人のカワウが2羽しかいません。
この公園の池のカワウは、たまに4羽で見られるので、多分子供がいるのだと思うのですが…
群れになるカワウがいる一方で、群れにならないカワウがいるんですね。
それとも、子供達がもう少し成長したら、群れに混じるんでしょうか?
そんなわけで7月21日の夏。
カワウは大群で見れたり、雛を連れた4羽程度で見れたりと、場所によって数が違うという不思議でした。