ホオジロ

「ホオジロの生態は?どんな鳥なの?」

ホオジロ(スズメ目ホオジロ科)は、スズメに似た鳥で、林や河川敷、草むらなどに生息しています。

「チチッ」「チチチッ」と鳴き、1〜2羽で行動します。
秋〜冬には数羽の群れを作りますが、大群にはならず、草むらで静かに鳴きながら活動します。

繁殖期になると、オスは木のてっぺんや見晴らしのいい場所にとまり「チョッピーチリーチョ」などとさえずります。

ホオジロの鳴き声

ホオジロのさえずり

ホオジロの鳴き声「チチチッ」

ホオジロの雛の鳴き声

ホオジロの生態まとめ表

さえずるホオジロのオスの画像

ホオジロの特徴や基本情報
特徴くちばしがスズメに似た三角形で、翼の模様もスズメに似ている。頬の広い範囲が白く目立つ。飛ぶ時に尾の白い羽が目立つ
会える季節1年中
会える場所林、河川敷、草むら、農耕地
会える地域種子島以北の日本全国
名前
  • 漢字:頬白
  • 英語名:Meadow Bunting
  • 学名:Emberiza cioides
名前の由来頬の白い羽模様から
サイズ/重さ17cm/21g
食べ物植物の種子など。繁殖期には昆虫も食べる

ホオジロのメスの画像

ホオジロの生態や子育て!
鳴き声「チチッ」「チチチッ」
「チョッピーチリーチョ」
寿命6年くらいと言われている
オスとメスオスとメスで見た目が違う(上の画像参照)
歩き方足を交互に出しながら、少し跳ね気味に歩く
似た鳥スズメ」「アオジ

性格人にはそれなりに慣れていて、舗装された道に出てきて食べ物を過ごす事もある
行動さえずるオス以外は高いところに止まる事は少なく、地面に近い場所や人の目線くらいの高さの枝に止まる。茂みで活動する事が多い
子育て
  • 4〜7月に、低木や地上にイネ科の茎や根で巣を作り、3〜5個の卵を産む
  • 卵は約11日で孵化し、メスのみが温める
  • 孵化した雛は11日ほどで巣立つ
  • 巣立った雛は、約1ヶ月ほど家族で行動する

ホオジロの雛

ホオジロの巣立ち雛の画像

ホオジロの巣立ち雛は5月頃から見られ始め、親鳥をしきりに呼ぶ鳴き声が聞こえ始めます。

雛は、林の中や茂みの中、植え込みの中などに隠れて過ごしますが、親鳥の後を追って、たまに開けた場所に出てくる事もあります。

スポンサーリンク

参考文献

フィールドガイド日本の野鳥/高野伸二 著野鳥観察ハンディ図鑑 山野の鳥/安西英明 解説/谷口高司 絵

鳥の名前を調べる

場所から

身近 |  |  |  | 田んぼ | 

色から

 |  |  | オレンジ |  |  | 

くちばしから

黄色 | 長い

その他

鳴き声 | 季節  | 似た鳥 | 
コメントを残す

CAPTCHA


Twitterでフォローしよう