
「コゲラの生態は?どんな鳥なの?」
コゲラ(キツツキ目キツツキ科)は、スズメとほぼ同じ大きさの、小さなキツツキです。
公園の桜の木などに、穴を掘って巣を作り子育てをします。
「ギィー」とよく鳴き、シジュウカラなどの群れの中に、1〜2羽でいる事も多いです。
幹や枝を回るように動き、どんどん高い場所へ上がっていきます。
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コゲラの鳴き声
コゲラの鳴き声「ギー」 |
コゲラの生態まとめ表
コゲラの特徴や基本情報 | |
特徴 |
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会える季節 | 1年中 |
会える場所 | 林、公園 |
会える地域 | 日本全国 |
名前 |
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名前の由来 | 昔の呼び方「けらつつき」から「キツツキ」になり、小さいキツツキから「こけらつつき」「こけら」などと呼ばれ「コゲラ」となった |
サイズ/重さ | 15cm/20~23g |
食べ物 | 昆虫、木の実など |
コゲラの生態や子育てについて | |
鳴き声 | 「ギー」「ギー、キッキッキッ」と鳴く |
寿命 | 標識調査では723日(約2年)は生きている個体が確認されている |
オスとメス | ほぼ同じ見た目。オスには後頭部に小さな赤い羽が見えるが、野外では普通は見えない |
歩き方 | 小刻みに跳ねるように幹や枝を移動する。地面には降りない |
似た鳥 | 「ゴジュウカラ(外部サイト)」「キバシリ(外部サイト)」 どちらも住宅地などの身近な場所で見られる鳥ではない |
性格 | 他の小鳥と群れを作るくらいには、穏やかな性格と言える。人の近くで巣穴を作る事もある |
行動 | シジュウカラ科の鳥と群れて行動する事がある(混群) |
子育て |
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コゲラの巣立ち雛
「コゲラの巣立ち雛は、どんな生活をするの?」
巣立ったばかりのコゲラの雛は、木の上で親鳥からの食べ物を待ちます。
雛の成長と共に、親鳥と共に行動するようになり、2〜3ヶ月で自分のなわばりを探しに行きます。
コゲラの雛は「チィーチィーチィー」と鳴き、親鳥を呼びます。