
皆さん、シナントロープって知ってますか?
ギリシア語で syn-「共に」+ anthropos「人間」って言葉で、人間の近くで暮らしている動植物の事を言います!
シナントロープって言葉は、ローマ時代から使われていて、人間の側には昔から動植物がいた事が、この言葉からもわかりますね。
そんなわけで、人間の側にはいつも動物や植物がいるものなんです。
スズメやカラス、タヌキ、キツネ、アライグマ、クマ、シカ、ニホンザル、リス…
ゴキブリだってシナントロープです。
なんでこんな話をしたかって、僕の母が自分の家に虫が入るのを凄く嫌がるからなんです。
まぁ、僕もゴキブリはゾッとするけど、逃がせそうなら逃がしてあげたいと思います。
でも、シナントロープって言葉があるように、人間の側には生きものがいるんです。
人間が作り変えた環境は、生きものにとっても住みやすいもので、シナントロープがいる事がいつだって人間も自然の一部なんだなぁと感じるきっかけになります。
でも、気づかなければ、家に入ってきた虫はただの不法侵入生物ってわけで、ただただ気持ちを逆撫でする要因にしかならない。
でも、そうゆうもんなんです。
彼らはシナントロープ。
人間の側で暮らす生きものなんです。
ハエトリグモを逃がしても、彼らはまた家に入ってきます。
だって彼らもシナントロープだから。
そうやって生きものに対する知識を身につければ、必要以上に喚くこともないし、必要最低限の対処で事が済むんです。
だから、今日はシナントロープ…人間の側で暮らす動植物たち。
シナントロープは人間がいる限り存在します。
だって人間も自然の一部なんだから
家の近くで見かけたこのカタツムリもシナントロープかなぁ🐌