
「アカショウビンってどんな鳥?」
アカショウビン(赤翡翠)は夏鳥で、5月頃から平地〜山地の林、渓流、湖沼などに飛来します。
日本で普通に見られるカワセミ類の中で、アカショウビンだけが渡り鳥として、海外からやってきます。
アカショウビンってどんな鳥?
アカショウビンってどんな鳥? | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/ブッポウソウ目/カワセミ科/ヤマショウビン属 |
英名 | Ruddy Kingfisher |
学名 | Halcyon coromanda 意味インド東南のコロマンデルのカワセミ |
別名 |
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生息地 | 北海道、本州、九州、奄美以南 ■見られる月:4月〜8月(観察例は6〜7月に集中している) |
世界分布 | 繁殖地東アジアから東南アジアに広く分布 越冬地北に分布する個体は、フィリピンやマレー半島、ボルネオなどで越冬する |
生態 |
アカショウビンの狩りのスタイル 大きい獲物は枝や石に叩きつけて弱らせ、骨を砕いてから飲み込む |
アカショウビンの特徴 | |
特徴 |
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鳴き声 | ♪キョロロロロ…と次第に下がる声でさえずる ♪特に朝夕や雨天の日中に鳴く ♪まれにキョロロ キョロロと短い声でも鳴く ♪威嚇の時は、ケケケ…と鳴く アカショウビンのさえずり アカショウビンの雛の鳴き声 |
サイズ | 全長27cm |
オスとメス |
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子育て |
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アカショウビンの亜種
リュウキュウアカショウビン
南西諸島に夏鳥として広く生息する。
アカショウビンよりも羽色が濃い。
アカショウビンに似た鳥
ヒヨドリ
見た目はまったく違うが、野外だとアカショウビンは思ったより赤く見えない。
その為、同じ全長のヒヨドリ(27cm)とシルエットが似たような感じになる。
とは言え、アカショウビンの大きさはくちばしの長さも含まれているので、ヒヨドリとはシルエットが微妙に違う。
アカショウビンの鳥見メモ
おさんぽ鳥見編集部
アカショウビンに会いに、アカショウビンがいると言われる場所へ探鳥に。
すると、アカショウビンのさえずりが聴こえてきました。
いるのはわかる
いるのはわかるのに…姿は見えない
それでも1日中、アカショウビンが出てきてくれるのを待っていると…
アカショウビンが鳴いているところが撮影できました。
ですが、撮影条件は選べず…
・夕暮れ
・暗い林
・逆光
・遠い
のどれをとっても撮影条件が最悪の状態…
一応アカショウビンに会えたという証拠と…
アカショウビンのキラリと光った赤いくちばしが伝わる…
まさに幻と言えるような火の鳥の雰囲気が撮影できましたとさ…
次回、リベンジしたいと思います!