「ソウシチョウの生態は?どんな鳥なの?」
ソウシチョウ(スズメ目ソウシチョウ科)は、江戸時代から飼い鳥として飼われていたものが野生化した鳥で「かご抜け鳥」とも呼ばれる外来種です。
日本各地で1年中見られ、繁殖もします。
ソウシチョウの鳴き声
ソウシチョウのさえずり |
ソウシチョウの生態まとめ表
ソウシチョウの特徴や基本情報 | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/スズメ目/ソウシチョウ科/Leiothrix属 |
特徴 |
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会える季節 | 1年中見られ(留鳥)、繁殖期は山に移動し、冬になると低地でも見られる |
会える場所 | 標高1000m以下のササ類が茂った森林 |
会える地域 | 本州中部〜九州 ソウシチョウがよく見られる 世界分布 |
名前 |
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名前の由来 |
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サイズ/体重 | 14〜15cm/23〜26g |
食べ物 | 食性は雑食で、枝から枝へ移りながら、昆虫類、果実、種子など食べる。 |
ソウシチョウの生態や子育てについて | |
鳴き声 | ソウシチョウのさえずりは、長く伸びのあるよく響く複雑な鳴き声で、オスもメスもさえずる ソウシチョウのさえずり ソウシチョウの鳴き声 YouTube動画のご紹介 |
寿命 | 平均寿命は10年と言われている |
オスとメス | 同じ見た目だが、メスはオスより羽色が薄い。幼鳥のくちばしは黒く、成長と共に赤くなる |
歩き方 | 両足を揃えて飛ぶように移動するホッピングと、足を交互に出して歩くウォーキングのどちらの歩き方も行う |
似た鳥 | 生活環境が似ている |
性格 | 他の鳥と争う事が少なく、穏やかな性格の為、古くから飼育されてきた歴史がある。食欲が旺盛な一面があり、同居している鳥が卵を産むと、卵を食べてしまう事がある |
行動 | ソウシチョウは、昔から環境が変化していない天然自然林を好んで生息している。巣作り場所が、ウグイスやオオルリと競合する事から、2種への影響が危険視されている |
子育て |
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参考文献
「四国山地東部の三嶺山麓におけるソウシチョウの営巣記録」「ソウシチョウ(外来種)」「特定外来生物ソウシチョウ」「ソウシチョウの生態について基礎的観察」「バードリサーチニュース2008年8月号」