コゲラはキツツキ目キツツキ科に分類される鳥類で、全長は15cmほど。
サクっとわかるコゲラの事
- コゲラは、日本でいちばん小さいキツツキ
- コゲラは、公園でも会える身近なキツツキ
初めてコゲラを見たら、この子がキツツキだって思う人はあまりいないんじゃないでしょうか?
それくらい想像するキツツキ像とはかけ離れたコゲラ。
この記事では、コゲラの基本情報をまとめると共に、コゲラの凄い豆知識3つをお伝えします。
写真多めなので、写真を見るだけでもコゲラの魅力が伝わると思います。
キツツキのコゲラ情報
キツツキの「コゲラ」ってこんな鳥① | |
外見 |
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会える季節 | 1年中 |
会える場所 | 林、公園 |
会える地域 | 日本全国 |
サイズ | 15cm |
食べ物 | 昆虫?木の実など |
鳴き声 | 「ギィー」 「キッキッキッキッ」 |
キツツキの「コゲラ」ってこんな鳥② | |
オスとメス |
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パートナー | 一度つがいになれば、パートナーがいなくなるまで一緒にいる |
別名 | ネズミのように動き回る事から「きねずみ(木鼠)」「きまわり(木廻り)」 |
名前の由来 | 昔の呼び方「けらつつき」からキツツキになり、コゲラは小さいキツツキから「こけらつつき」「こけら」からコゲラとなった |
行動 | 木の枝をクルクル回るように移動し、木を突いて隠れている虫を食べる |
活動 | 他の小鳥と群れて行動する事もある(混群) |
子育て |
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凄いぞ!コゲラ豆知識!
ここではコゲラの凄さをお伝えする3つの豆知識をまとめています!
凄いぞ!コゲラ豆知識!
コゲラはよく「ギィー」と鳴きます。
つがいであれば、「ギィー」と鳴き交わし、お互いの位置を確認しているようです。
他に「ギィー」と鳴く身近な鳥もいないので、鳴き声の正体が一発でわかる鳥でもあります!
コゲラを観察していると、コゲラが突く木は先が折れて枯れている部分が多いんです。
木の健康な部分は硬いので、キツツキは突きやすい部分を見つけて、体への負担を少なくしています。
コゲラは毎年、新しい巣穴をオスとメスで交代で掘ります。
コゲラの古巣は他の小鳥や小動物達が利用するので、自然界での枯れ枝の重要性がわかりますね!
コゲラの子育て動画
コゲラの子育ての様子がYouTubeに上がっていたので、シェアさせていただきます!
コゲラの観察記録
コゲラは「きねずみ(木鼠)」と呼ばれていたくらい枝から枝へとっとこ動き回っています。
コゲラはキツツキなので、木の上で見れる鳥です。
桜の木でもよく見られるので、観察しやすい桜の木を見張っていると、コゲラに会いやすいかも!
「ギィー」と聞こえれば、鳴き声の方向にある木をよく見て、ちょこちょこ動いている影を探せば、そこにコゲラがいるはずです!
コゲラの巣作りを観察した思い出
コゲラは身近な場所で枯れ枝に巣穴を掘ります。
特に桜の木は色んなところに植えられていて、枯れ枝もできやすい事から、コゲラの巣穴もよく見かけます。
カラスあたりが襲撃したんでしょうか…
それ以来その巣穴でコゲラを見かける事はありませんでした。
繁殖期に鳥を見ていると、色んなところで悲しい場面に出会う事もありますが…その分、巣立ちひなを見た時は、こっちまで嬉しくなってしまいますね。
巣立ちひなにも会いました!
たくさん写真を撮ったので、コゲラの巣立ちひなの写真もよければどうぞ!
コゲラ以外のキツツキ
日本で会えるキツツキは、コゲラ以外にも7種類います。以下がその一覧表です!(名前をクリックすれば、その鳥のWikiページに飛びます。)
コゲラ以外に僕は会った事がありません…ので、名前だけ。
アオゲラはドラミングや鳴き声を聞く事はできたんですが、森の中で鳥を探すのは大変で…姿までは確認できていません。
キツツキのコゲラ情報!まとめ
以上が、キツツキのコゲラ情報でした!
コゲラ情報をまとめると…
コゲラ情報まとめ5
- 鳴き声の「ギィー」を目印に探そう
- コゲラは日本でいちばん小さいキツツキ
- 枯れ枝に巣穴を掘る
- コゲラの古巣は、他の生き物の巣になる
- コゲラ以外の日本のキツツキは7種類
こんな感じですね。
コゲラは近所で探しても会える鳥なので、「ギィー」の鳴き声を頼りに、コゲラを探してみてください!
コゲラとの素敵な出会いがありますように。
ご覧いただき、ありがとうございました!