コゲラの巣作り:巣の写真•時期•巣立ちひなの様子

コゲラの繁殖期は3月中旬〜7月中旬で、巣作りも3月中旬あたりから始まります。

色々な方のコゲラの巣作り観察によると、11月になっても巣作りをしている様子が観察されているようです。(繁殖期外の巣作りは防寒用の住まいと考えられているようです。)

この記事では、コゲラの巣作りについて色々な情報をまとめています。

コゲラの巣の写真など、写真を多めに添えてまとめていますので、写真を見るだけでも楽しめる内容になっているかと思います!

コゲラの巣作り動画

まずはコゲラの巣作り動画の紹介です。
コゲラは身近な鳥なので、色んな方が巣作り動画をYouTubeにUPしてくれているので、一つだけシェアさせていただきます。

コゲラの巣作りする木

コゲラの巣の写真

コゲラが巣作りするのは、主に生きた木の枯れ枝部分です。

枯れ枝部分は中が柔らかく、穴が掘りやすいんです。

巣穴は直径約3cm、深さは15cmほどで、観察記録によると12日くらいかけて巣を作るようです。

コゲラの巣作り補足情報

  • 巣穴は毎年新しく作り、古巣は他の鳥や小動物が利用する事もある
  • 巣穴作りはオスが率先して行い、メスが仕上げを行う
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コゲラの巣作りは命懸け?

巣作り中のコゲラの写真

ここでは、木を突くキツツキ情報をまとめています。

当たり前のように木を突くキツツキですが、実は木を突く行為は命懸けかもしれないんです。

キツツキは、一秒間に20回という速さで木をつつき、穴を掘る。

その時に頭部にかかる力は重力の1000倍を超えると言われていて、 これが人間だったら一発で目玉が飛び出て脳をやられるほどの衝撃!!

実際に、キツツキは木をつつく衝撃で、脳にダメージが与えられている可能性がある事がわかったそうです(論文誌「PLOS ONE」)

木を突けば、脳がやられちゃうなんて、キツツキは大丈夫なの!?

 

大丈夫!木を突いて、怪我をしてしまうなら、地球にキツツキという鳥は存在しないと思います。
という事は、キツツキは木を突いても大丈夫なようになっていると考えられます!

 

研究によると、キツツキの脳は3重のクッションのおかげで、木を突いても大丈夫なようです。

これがキツツキを衝撃から守る3重のクッション!!
  1. くちばしの根本に発達した筋肉
  2. 大きくて厚い頭蓋骨の中のスポンジのような骨
  3. 長い舌の付け根は後頭部にあり、頭蓋骨をぐるりと取り囲むクッションになっている

さらに、キツツキは木を突く方法にも一工夫あるようで…

キツツキが木を突く時は
  1. 木の幹を掴む足を支点にしている
  2. 梃子(てこ)の原理で体全体を一本のハンマーようにしてクチバシを振り下ろす
  3. このとき、太い尾羽で体を固定する
  4. 太い尾羽が、バネのように働いて振り下ろすクチバシに勢いを与える
  5. さらに木を垂直につつくことで、脳への衝撃を抑える

キツツキは、頭の3重ガードと体全体を使った上手なつつき方で、振動と衝撃から脳を守っているんですね!

 

(今回の論文内容は、コゲラではなくキツツキ全般の話でしたが、多かれ少なかれコゲラにも当てはまるところはあると思い紹介させていただきました。)

コゲラが巣作りする木の種類

生きた木の枯れ枝部分に作られた巣の写真

ここでは色々な方のコゲラの観察記録を見て、コゲラがどんな種類の木に巣作りしているのかをまとめてみました。

以下が、コゲラが巣作りしていた木になります。

コゲラが巣作りしていた木

  1. サクラ
  2. メタセコイヤ
  3. キクモモ
  4. ハンノキ
  5. ツゲ
  6. スダジイ
  7. モミジ

コゲラが巣作りしていた木で、一番観察記録が多かったのがサクラでした。

 

実際に観察してもサクラにコゲラの巣穴が多い印象です。(単にサクラが身近でたくさん生えているだけかもしれませんが)

コゲラの子育ての流れ

コゲラの親鳥と巣立ちひなの写真

巣穴が出来れば、コゲラは1日に1個、合計で2〜5個の卵を産みます(3個が多い)
最後の卵を産んだ後に、卵を温め約14日で孵化し、その後約20日で巣立ちを迎えます。

ひなが巣立つまでの日数

コゲラの子育て日数(目安)
巣作り(12日)
産卵(3日)
抱卵(14日)
巣立ち(20日)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ひなが巣立つまで(49日)

コゲラの巣立ちひなの様子

上手に木にしがみつくコゲラの巣立ちひなの写真

2021年5月9日、コゲラの巣立ちひなを観察できました。

ひなが巣立つまでが49日だとすると、巣作りを開始したのは3月22日くらいだと考えられます。

大きく口を開けるコゲラの巣立ちひなの写真

コゲラの巣立ちひなは、親が近くにいるとしきりに鳴いていて、親が食べ物を探しに行っている間は、木の高いところでじっとしていました。

時折、あくびをしたり、羽を伸ばしたり、羽繕いをしたりして時間を過ごしていました。

ひなは「ギィー」と鳴かない?

羽繕いをするコゲラの巣立ちひなの写真

巣立ちひなを観察していると、ひなは「ギィー」と鳴いていない事がわかりました。

コゲラの鳴き声は「ギィー」という特徴的な鳴き声で、ひなも「ギィー」と鳴くんだろうと勝手に思っていたんです。

ですが、ひなが親を呼ぶ声は「チィーチィーチィー」みたいな感じの鳴き声で、一瞬何が鳴いているのかわかりませんでした。

親鳥が「ギィー」と鳴く合間に「チィーチィーチィー」と鳴いていたので、コゲラだと推測でき、巣立ちひなを観察する事ができましたが…

 

コゲラのひなはすぐには「ギィー」とは鳴かないんだという発見がありました!

ひなに食べ物を持ってきたコゲラの写真

そうして、ジッとおとなしくお留守番しているひなに親鳥が食べ物を持ってくると、「チィーチィーチィー」と鳴いていました。

親鳥の方も「ギィー」に混じって「チィーチィー」鳴いていた木がしましたが…どっちが鳴いていたのかよくわかりませんでした。

巣立ちひなの今後

親と過ごす数ヶ月!

巣立ちを迎えたひなは1ヶ月以上は親鳥と一緒に過ごし、その後、自分の縄張りを探しに行くようです。(2〜3ヶ月でいなくなる場合が多い)

意外と親鳥のなわばりの近くで、なわばりを持つ子もいるようです。

コゲラの巣作りまとめ

木の上の影で親鳥を待つコゲラの巣立ちひなの写真

以上が、コゲラの巣作りから巣立ちひなまでのまとめでした。

まとめると、

コゲラの巣作りまとめ

  • 繁殖期は3月中旬〜7月中旬
  • 巣作りからひなが巣立つまで約49日
  • 巣立ちひなが見られ始めるのは5月上旬から
  • サクラによく巣を作る
  • 秋の巣作りは、冬の防寒用
  • 巣立ったひなは2〜3ヶ月で親鳥から離れる

こんな感じです。

コゲラの巣作りは、枯れ枝が折れて巣ごと水没したり、カラスが襲ってきたり、色々と困難がありますが、何事もなく子育てが進めば大体49日でひなが巣立つのがわかりました。

 

コゲラにとって、木の枯れ枝部分はとても大切なものです。
枯れ枝部分さえあれば、庭の木にも巣作りする事があるコゲラ。

 

みんなで巣作りを見守っていきたいですね。
ご覧いただきありがとうございました!

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