ヒガラ

「ヒガラってどんな鳥?」

ヒガラ(日雀)は、山地の針葉樹林がある林を好む山の小鳥です。

針葉樹林の上部を好み、気配はするけど、上にいすぎてなかなか姿が見えないそんな鳥。

シジュウカラに顔の感じが似ていますが、ネクタイ模様がなく、シジュウカラに見られる肩羽の緑色もありません。

ヒガラってどんな鳥?

枝先で行動するヒガラの画像

ヒガラってどんな鳥?
分類動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/スズメ目/シジュウカラ科/シジュウカラ属
英名Coal tit
学名Periparus ater
意味シジュウカラに似た鳥
別名
生息地屋久島以北(留鳥)
■見られる月:1年中
世界分布ユーラシア大陸とアフリカ北部、台湾
生態
  • 繁殖期以外は小群で生活するものが多い
  • 主に樹上の枝先付近で行動する
  • 越冬期には他の個体やキクイタダキ、コガラなどと群れになって行動する
  • 秋冬は低地でも見られる
  • 食べ物は、昆虫類、クモ類、草木の種子など

後頭部がピョコッとしているヒガラの画像

ヒガラの特徴
特徴
  • 頭、白い頬(シジュウカラに似ている)
  • 胸、白い(ネクタイ模様なし)
  • 下腹部、薄いオレンジ色が見られる
鳴き声♪「ツピ」「ツツピ」と繰り返しながら、さえずる

♪地鳴きは「チー」とシジュウカラより甘い声、「ツィツィツィ」

サイズ全長11cm
オスとメスオスとメスで見た目が同じ
子育て
  • 森林内の天然樹洞や樹幹の裂け目、キツツキ類の古巣にコケ、獣毛を敷いて巣にする
  • 5〜7月に、5〜8個の卵を産み、色は白地に赤褐色、淡紫褐色の微小斑が散らばる
  • メスのみが抱卵し、14〜18日で孵化
  • 孵化したヒナは、16〜18日で巣立ちを迎え、約14日ほどで独立する

ヒガラに似た鳥

コガラ

全長12cm
ヒガラと同じくネクタイ模様がないが、顔の模様が黒いベレー帽を被ったように見える。
翼に白い羽が見られない点も見分ける手がかりになる。

シジュウカラ

全長14cm
ヒガラと顔の印象がよく似ているが、胸から腹にかけて黒いネクタイ模様が見られる。
また肩羽あたりに緑色の羽があるので、緑味があればシジュウカラの可能性が高い。
さらに翼には白い羽が一本線のように生えている(ヒガラは2本見られる)

ハシブトガラ

全長12cm
コガラによく似た鳥。
北海道の限られた地域にしか生息していない為、地域の人以外は最初に選択肢から外れる鳥。
コガラと違って頭の羽などに光沢が見られる。

外部サイト-さえずりナビ/ハシブトガラ

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ヒガラの鳥見メモ

おさんぽ鳥見編集部

シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、とてもよく似た3種類

繁殖期の時、身近な場所にいるのは、大体シジュウカラですが、
山に行った時には気をつけたいです。

3種類ともいるので…

さらに秋冬にはコガラ、ヒガラとも低地に降りてくるので…
秋冬の林にいるシジュウカラにも気をつけたいですね。

よーく見ると、コガラ、ヒガラが混じっているかもしれません…

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