シメ

「シメの生態は?どんな鳥なの?」

シメ(スズメ目アトリ科)は、大きなくちばしと短い尾で、太って見える鳥です。
北海道の林で繁殖を行い、秋冬には本州以南で過ごす日本を移動する渡り鳥でもあります。

 

シメの生態まとめ表

夏羽のシメ

シメの特徴や基本情報
分類動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/スズメ目/アトリ科/シメ属
特徴
  • オスとメスで羽色の鮮やかさが異なる
  • くちばしが太く、尾が短い
  • オスは頭上と頬が茶褐色、首周りは灰色で、背は暗褐色。翼は青黒色で初列風切羽基部と大雨覆は白く、尾は黒褐色で外側尾羽の先は白い。目、くちばし、のどの周りは黒く、お腹は淡褐色
  • くちばしの色は、冬が白っぽいピンクで、3月頃から灰色になる
会える季節繁殖地は北海道(夏鳥)、越冬は本州以南(冬鳥)で行う漂鳥
会える場所林とその周辺
会える地域日本全国で見られるが、季節によって会える場所が異なる(会える季節参照)

世界分布
ヨーロッパ中〜南部からロシア南部〜中国東北部、サハリン、カムチャツカ半島までの、ユーラシア大陸中部域に広く分布する。北の地方で繁殖した個体は、冬に南へ渡る

名前
  • 漢字:鴲
  • 英語名:Hawfinch
  • 学名:Coccothraustes coccothraustes
名前の由来
  • 日本語名「シメ」は、鳴き声が「シッ」と聞こえる事から。「メ」は鳥を意味する接尾語から。またシメは、ロウのように艶のあるくちばしから、別名「蝋嘴鳥(ろうしょうちょう)」と呼ばれる
  • 英語名「Hawfinch」は、英国の鳥類学者フランシス•ウィラビーによって名付けられた。「haw」は「口籠る」などの意味がある
  • 学名の「Coccothraustes」は「穀物を砕くもの」を意味する
サイズ/体重18cm/57g
食べ物カエデやシデなどの種子を太いくちばしで砕いて食べる

冬羽のシメ

シメの生態や子育てについて
鳴き声「ツツツ、ツイチヒー」「ツツツ、チューピッピッピイー」「チイッチイッ」とさえずるが、あまりさえずりは聞かれない

普段は「チチッ」「ツツッ」「キチッ」などと鋭い声で鳴く

【シメの鳴き声試聴サイト:さえずりナビ(外部サイト)

寿命情報がなく、不明
オスとメスオスは色が鮮やかで、メスは色が薄く、風切羽の一部が灰色

繁殖期にはオスとメスで行動する

歩き方主にピョンピョンと跳ねるように歩くが、たまに足を交互に出して歩いているようにも見える
似た鳥同じようにくちばしが大きなイカル

性格冬のバードテーブルでは、他の小鳥を押しのける事が多い気の強い性格
行動秋〜冬の間は、単独行動が多い。
春の渡りの前には群れを作り、イカルの群れに混じっている事もある
子育て
  • 5〜6月頃に、木の上に枯れ草や根でカップ状の巣を作り、3〜6個の卵を産む
  • 卵は約14日で孵化し、メスのみが温める
  • 孵化した雛は、10〜11日ほどで巣立つ
  • 孵化した雛は、オスとメスで面倒を見る

 

参考文献

フィールドガイド日本の野鳥/高野伸二 著野鳥観察ハンディ図鑑 山野の鳥/安西英明 解説/谷口高司 絵」「庭で楽しむ野鳥の本/大橋弘一 著」「散歩で楽しむ野鳥の本/大橋弘一 著

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