環境汚染も人間の短い一生の中だと長く感じるかもしれないけれど、地球規模で考えたら汚染でも何でもないのかな・・・だから何にもしなくていい?
んなわけないでしょ!!
そんな事を言い出したら、すべての人間活動も意味を持たなくなる。
犯罪も戦争も好きなだけやったって、いいって事になる。
長い地球の目で見たら、何の意味も無い事なんでしょ?
でも、自然が汚染されて、苦しむ動物達を見たり、病気になった人を見たら、申し訳ないと思ったり悲しくなったりするでしょ?
確かに短い人生かも知れないけれど、その中で悲しい気持ちになる事を少しでも減らしたくないですか?
その為には、やっぱり考えて、行動するしかないわけで・・・
僕が自然素材100%の絵の具を買ったのも、動物を描いているのに、その絵の具で自然を汚したくないと思ったからなんです。
自然素材100%で出来たシラスカラーは、僕が今まで使っていた絵の具とはまったく違っていて、でもちゃんと絵の具でした。
僕は今まで絵の具について、ただの道具だと思っていたけれど、色を作り出すという事も自然の物を利用しているんだと実感する事が出来たんです。
今回は、そんな自然素材100%のシラスカラーの使用感をご報告したいと思います!!
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自然素材100%のシラスカラーはこんな感じ
シラスカラーのカラーバリエーションは、セットの10色と新色として発売された+3色の全13色です。
(ホワイト/ラピスブルー/オキサイドクロムグリーン/チタニウムイエロー/イエローオーカー/ローシェンナ/テラローザ/インディアンレッド/マルスバイオレット/ブラック)(新色:コバルトブルー/オーキッドピンク/ラベンダーパープル)
シラスカラーを出してみると、粉状です。
水を少なく溶けば、もったりとした漆喰のような感じになります。
水を同じ量で溶けば、水彩絵具のような印象です。
試し描きをしてみる
水を多めに溶かしたシラスカラーで水彩っぽく描いてみました。
元々が砂みたいなので、少しざらつくような印象です。
発色は、普通の絵の具のようなぎらついた感じではなく、落ち着いた色合いです。
絵の具の溶かし加減で、絵の具を塗りつけるような表現も出来ます。
漆喰とかセメントとかを塗っている感じかな。
水彩絵具と同じ様に、乾く前に別の色の絵の具を乗せると、ぼかし表現が可能です。
ですが、市販の絵の具と違って、ハッキリとした色は出ないようです。
下地の色が濃ければ、下地の色の方が勝つ感じ・・・
それも下地が乾いた後に新しい色を塗ったり、新しい色を絵の具多めで塗ったりする事で、市販の絵の具にも負けない表現が出来ると思いました。
ただ全体的に彩度が落ち着いているので、彩度の高い表現などは難しいと思います。
ここがマイナス・・・シラスカラー
少し触ってみて、シラスカラーで気になった点。
・粉なので、粉が散らかる(特に僕はスポンジでとんとんして絵を描くので、叩いていると粉が・・・)
・混色の幅が狭い
粉と粉を混ぜれば、混色は出来るんですが・・・すぐに黒に近づきます。
そして、普通の絵の具とは違う色が出来上がります。(シラスカラーにはシラスカラーの混色技術が必要そうです。)
シラスカラーの使用感まとめ
・基本は水彩絵具のような使い方
・油絵の具とは違うけど、漆喰やセメントを塗るように、厚塗りも出来る
・彩度は落ち着いている(ギラギラした原色の表現は難しそう)
・粉が散らかる
慣れれば、色々と面白い表現が出来る絵の具だと思いました!
スポンジを使ってとんとんするには、いい絵の具かなーと僕は結構お気に入りの絵の具になりそうです!
自然素材100%の絵の具「シラスカラー」は、100%自然素材主義のホームページで購入する事が出来ます!