
この記事では、ナショナルジオグラフィックの三脚NGPH001を購入して使ってみた感想を公開しています。
ナショナルジオグラフィックの三脚NGPH001は、3,000円台で購入できる、三脚の中でも安価な商品です。
- 安い三脚は、実際に使えるの?
- ナショナルジオグラフィックの名前が付いているだけの微妙な商品なの?
- そもそも三脚ってあった方がいいの?
など、実際の商品を見ていきながら、感想をまとめていきます!
ナショナルジオグラフィックの三脚NGPH001を購入
- 3,000円台で安価
- 耐荷重が3kg
- ナショジオのロゴがかっこいい
3,000円台で安価
ナショナルジオグラフィックの三脚NGPH001は、三脚の中でも安価な商品でした。
もちろん、乗せるカメラ装備によっては、必然的に高価な三脚しか選択肢にならない場合もありますが…
耐荷重が3kg
今回は、ビデオカメラ(550g程度)と外部マイク+テレコン(270g程度)と、合計1kg未満を乗せる予定だったので、耐荷重は余裕です。
ちょっと余裕があった方が安定感があると思い、耐荷重3kgも決め手に。
ナショジオのロゴがかっこいい
野鳥撮影をする身としては、自然ドキュメンタリーで定評のあるナショジオのロゴは、気持ちを高めてくれます!
目指せナショジオ!
って事で、こちらの商品に決定!
ナショナルジオグラフィックの三脚を開封!
カメラバッグと一緒に頼んだので、少し長めの段ボールで届きました。
三脚の外箱は、52cmほど。三脚の折りたたみサイズが52cmなので、リュックに入れようと考えている方は、要チェック!
僕は、特に意識していなかったので、リュックからはみ出してしまってます。
ナショジオのロゴが眩しい、持ち運びカバーです。
持ち運び心地は悪かったので、三脚だけ出してリュックに突っ込んで使っています。
ビニールに包まれた三脚が中に入ってます。見た目は至って普通の三脚。
さりげなく入っているナショジオのロゴと、脚にある黄色のレバーロックがオシャレです!
三脚を立ててみた画像です。脚はアルミで、真ん中のポールはプラスチックでした。
カメラを取り付ける部分は、1/4″ ネジ式です。
レバーを引けば、取り外しができるので、さっと手持ちに切り替えたい時に便利。
カメラの取り付けプレートの裏です。ネジを締める金具がついていました。
持ち手を動かすと、上下と左右に移動できます。
持ち手の上にあるつまみを緩めると、カメラの取り付けプレートも動きます。
脚はレバーロック式で、レバーを開くだけで伸び縮みできるので、さっと展開できます。
三脚の中には、クルクル回して固定するタイプもあるので、意外と重要な特徴だと思います。
水平器がついていましたが、あまり活用してません。
水平器が合計2つ。なかなか見る余裕がありませんが、あったら便利ですね!
ビデオカメラをセットしてみました。
脚の着地面が稼働するので、多少不安定な場所でも設置面が動いて、安定感を確保してくれているようです。
ナショナルジオグラフィックの三脚NGPH001を使ってみて
- 安定感がある
- 風が吹くと、カメラが揺れる
- 操作感が気になる
安定感がある
3,000円台の三脚だったので、三脚としての役割が心配でしたが、
ビデオカメラ+外部マイク+テレコンの1kg程度の重量を乗せても、安定感があり三脚としての役割を果たしてくれました。
風で揺れる
手で押さえて揺れを抑えようとしても、今度は手の振動が伝わったりして…
三脚が1.23kgと三脚の中では軽量な部類なので、風による揺れなどは仕方ないのかもしれません。
操作感が気になる
また操作感が難しいと感じました。
・左右は別のロックがあり、左右をロックする必要がないと感じているので、左右のロックは常に緩めた状態です
・カメラプレート部分の移動は、あまり活用していません
野鳥撮影で三脚を使っているんですが、素早く動く野鳥の姿を追うのは、一苦労で…
- これは三脚の扱いになれていないだけなのか、
- 高価な三脚なら、そんな心配はないのか…
ただ3,000円台の三脚なら、こんなもんかなと…割り切れる性能ではあります。
三脚を使ってみて
- 使うのが億劫
- 画角のふらつきがなくなる
- ビデオ撮影ならあった方がいい
ここからはナショナルジオグラフィックの三脚を使った感想ではなく、そもそも三脚を使ってみた感想をまとめていきます。
使うのが億劫
まず三脚は使うのが億劫です。
- 持ち運びを重視!ただリュックにしまっていると、急に鳥が出てきても三脚を出すのが面倒!
- 散歩がてら三脚を持ち歩くのも面倒!
今日はここで鳥を撮ると決めて、そのフィールド内でカメラを三脚にセットしながら歩き回るのが、正しい使い方かなと思いました。
撮りたい鳥や瞬間をイメージした上で、その場所でどっしり構える時に、三脚があった方が楽になるなと…
画角のふらつきがなくなる
三脚を使うと、手ブレがなくなる他、画角のブレも無くなります。
これが1番のメリットで、カメラで写真を撮るなら手持ちでも頑張れますが、
動画撮影になると、画角が上にいったり下にいったりするのが気になってきます。
ただ、風が吹くと、カメラが揺れて画角も揺れてしまいます。
風の揺れが気になる場合は…別途カメラを固定する装備も必要なのかもです。
とは言っても、三脚に何が必要かを自分で知っておきたい人は、僕のように3,000円台の三脚から試してみるのもアリだと思います。(耐荷重には気をつけてくださいね)
実際に使ってみると、色々と気になる部分が出てくると思うので…
ビデオ撮影ならあった方がいい
さっきも触れた点ですが、写真を撮るなら手持ちでもなんとか頑張れると思います。
ですが、ビデオ撮影は画面が継続するので、フラフラしているのはちょっと見苦しいなと感じてしまいます。
手持ちで頑張ろうにも、長時間姿勢を維持するのも大変で、現実的ではありません。
なので、ビデオ撮影なら三脚が欲しくなりました。
NGPH001は、入門三脚としてはアリ
そんなわけで、初めて購入した三脚が、ナショナルジオグラフィックのNGPH001でした!
三脚として最低限の役割をしてくれて、今後三脚に求めるものを知る上では、十分な商品だと感じました。
【ビデオカメラFDR-AX60+外部マイク+レイノックステレコン2.2】なので…
これが、ビデスコ装備になった時に、もっといい三脚に変更したいと考えています。
現段階の装備では、NGPH001でも頑張れるかなと…
- 3,000円台の安価な三脚が欲しい
- ナショジオが好き
- 画角に安定感が欲しい
- レバーロック式がいい
- 雲台も交換できた方がいい
- カメラ装備が3kg未満
な方には、ちゃんと使える三脚だと思います。
高価な三脚を使った事がないので、比較はできませんが、入門三脚としてはアリでした。