アオバズク

「アオバズクってどんな鳥?」

アオバズク(青葉木菟)は、夏鳥として日本に子育てにくるハトサイズのフクロウです。

神社の大木の樹洞などで子育てし、身近な場所でも会える可能性があるフクロウです。

アオバズクってどんな鳥?

日暮れのアオバズクの画像

アオバズクってどんな鳥?
分類動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/フクロウ目/フクロウ科/アオバズク属
英名Brown Hawk-Owl
学名Ninox scutulata
意味市松模様の夜の鳥
別名コズク、イウヅク、ワナガツク
生息地日本全国(夏鳥)
■見られる月:4〜10月(5月〜8月の観察例が中心)

暖地ではごく少数が越冬する

世界分布繁殖地 中国、朝鮮半島、ウスリー、日本
越冬地 東南アジア
生態
  • 平地から山地の林や農耕地に飛来し、低山の山麓の林や、神社の林で営巣する
  • 夜間に行動し、昼間は木の上でじっとしていることが多い
  • 食べ物は、夜行性の昆虫類や小鳥類やコウモリなど

樹洞にいるアオバズクのメスの画像

アオバズクの特徴
特徴
  • 茶色い見た目に、大きな黄色い目
  • 木にとまっていると、コブのようなシルエットで存在が確認できる
鳴き声♪「ホーホー ホーホー ホーホー」とオスが夜に鳴く

♪メスが近くにいると「ホゥホゥホゥ…」とやや速いテンポで鳴くこともある

アオバズクの鳴き声

サイズ全長29cm
オスとメス
  • オスとメスで見た目が同じ
  • 繁殖期には夕方にオスとメスが鳴き合い、その後活動を始める
  • 抱卵するのはメスだけで、メスが抱卵中の昼間は、近くでオスは見張っている
  • ヒナが大きくなると、メスだけかオスとメスで見張りを行うようになる
子育て
  • 樹洞を巣にし、まれに建造物などの穴も巣にする
  • 2〜5個の卵を産み、メスのみが抱卵し、約25日で孵化する
  • 孵化したヒナは、約28日で巣立ちを迎え、親鳥に付いて徐々に巣のあった場所から周辺の林へ移動していく

アオバズクの亜種

  • N.s. totogo リュウキュウアオバズク アオバズクより羽色が濃い
  • N.s. japonica アオバズク 日本で夏に普通に見られる
  • N.s. macroptera チョウセンアオバズク 迷鳥として記録がある
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アオバズクの鳥見メモ

おさんぽ鳥見編集部
アオバズクに会うには、神社などにアオバズクが来ていないか確認するのがいいと思います。

山でアオバズクの鳴き声が聞こえても、居場所を見つけるのは難しいですが…

神社に来てくれているなら、樹洞のある大木を見つけておけば、意外と簡単に会えたりします。

しかも場所によっては、春はフクロウ、夏にアオバズクと贅沢コースも…!

有名な場所もいくつかありますが、
きっとあなたの地元にも知られざるフクロウスポットがあるはずです!

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