
「キバシリってどんな鳥?」
キバシリ(木走)は、名前の通り木の幹を走るように登る姿が印象的な全長14cmほどの小鳥です。
目線の高さまで降りてきてくれたと思ったら、タッタッタッとすぐに上まで駆け上がってしまい、別の木に移るため、落ちるようにまた目線あたりまで降りてきてくれます。
キバシリってどんな鳥?
キバシリってどんな鳥? | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/スズメ目/キバシリ科/キバシリ属 |
英名 | Eurasian Treecreeper |
学名 | Certhia familiaris 意味見慣れた木に登る鳥 |
別名 | ー |
生息地 | 日本全国(留鳥) ■見られる月:1年中 |
世界分布 | ユーラシア大陸や北アメリカ大陸の温帯から亜寒帯 |
生態 |
警戒時 |
キバシリの特徴 | |
特徴 | 背中の羽色は、樹皮に似た模様をしている |
鳴き声 | ♪「ツツ チチ チリリリリ チチョ」とさえずる ♪普段は「ッリリリリ」と鳴く キバシリの巣立ちヒナの鳴き声? |
サイズ | 全長14cm |
オスとメス | オスとメスで見た目が同じ |
子育て |
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キバシリの亜種
世界では25亜種に分類されているが、日本では2亜種が見られる
- 亜種キバシリ(C.f.japonica) 本州、四国、九州に生息
- 亜種キタキバシリ 北海道に生息
キバシリに似た鳥
コゲラ
全長15cm。
見比べると、姿はまったく違いますが、木を駆け回る姿が野外ではよく似ています。
観察の際は、コゲラだと思って見過ごさないようにしたいです。
キバシリの鳥見メモ

おさんぽ鳥見編集部
キバシリはつがいになると、あまり鳴かなくなってしまい、
目視で見つけないとなかなか会えない鳥さんです。
目視で見つけないとなかなか会えない鳥さんです。
でも、タイミングさえ合えば、目の前の木に降りてきてくれることもあるので、意外と出会いは多めかも!
ヒナが巣立った後は、ヒナを連れて、キバシリの家族が移動しているところも観察できます。
巣立ちヒナは、ッリリリリとよく鳴くので、鳴き声を頼りにキバシリの家族に出会ってみてください。