
「鳥は空を飛べていいなぁ…ん?そういえば鳥の飛び方って鳥によって違うのかな?」
手持ちの野鳥図鑑によると、鳥の飛び方は6種類に分けられていました!
鳥の飛び方6奥義!
その6種類とは、
- 直線飛行
- 波状飛行
- 滑翔
- 帆翔
- ダイナミックソアリング
- 滞空飛行
です!
ここからは一つ一つの鳥の飛び方を、少しだけ詳しくみていきます!
鳥の飛び方6種類
直線飛行
直線飛行とは、軌跡が直線的な飛び方の事を言います。
羽を羽ばたかせながら飛ぶ方法で、多くの鳥がこの飛び方をします。
身近な鳥だと、スズメやキジバト、カラス類などが直線飛行を行います。
同じ直線飛行でも、鳥の大きさによっては羽ばたく速度が違うので、受ける印象は違うかも?
ぜひ飛んでいる鳥を観察して確認してみてください!
波状飛行
波状飛行は、羽ばたきと休憩を交互に行う飛び方です。
羽ばたいて上昇し、休憩して下降する動きが、波のような動きに見える事から波状飛行と呼ばれています。
波状飛行をするのは、ヒヨドリやキツツキ類、セキレイ類などです。
滑翔
滑翔はグライディングとも呼ばれる飛び方で、羽ばたかずに滑空しながら飛ぶ方法です。
滑翔をする鳥は滑翔しかしないわけではなく、羽ばたきと滑翔を繰り返しながら飛ぶ事もあります。
滑翔のメリット?デメリット
滑翔をする身近な鳥は、ツバメやタカ類などの大きな鳥です。
帆翔
帆翔はソアリングとも呼ばれ、上昇気流を利用して翼を広げ上空に上昇する飛び方です。
帆翔をする鳥の多くは、帆翔で高度を稼ぎ、滑翔で体力を温存しながら距離を稼ぐ飛び方をしていて、特にミズナギドリ類やアホウドリ類はこの飛び方を極めている鳥なんです。
身近な鳥だと、トビやタカ類が帆翔を行います。
上昇気流が起きやすい岩山などは、タカ類が集まりやすく「タカ柱」というタカの群れが帆翔をしている様子も観察できるタカスポットなんですよ。
ダイナミックソアリング
同じ帆翔でも、水面の気流を利用した飛び方をダイナミックソアリングと呼ばれています。
ミズナギドリ類が、このダイナミックソアリングを得意としていて、広大な海を飛ぶ姿は見ているだけでも気持ちの良いものだと思います!(見た事はないけど、想像するだけで気持ちよさそう)
滞空飛行
滞空飛行はホバリングとも呼ばれ、羽ばたきによって体を支え空中の1点にとまるような飛び方です。
ホバリングが最も上手な鳥はハチドリ類で、止まるだけでなく、後ろに下がったりもできる…まさにホバリングの神様なんです!
身近な鳥では、カワセミやアジサシ、ノスリやチョウゲンボウ、メジロやヒヨドリもホバリングを行います。
鳥の飛び方6種類まとめ
以上が、鳥の飛び方6種類まとめでした!
鳥の飛び方、覚えれた?
- 直線飛行
- 波状飛行
- 滑翔(グライディング)
- 帆翔(ソアリング)
- ダイナミックソアリング
- 滞空飛行(ホバリング)
今回ご紹介した6種類の飛び方を覚えておいて、
飛んでいる鳥を見た時に「あの鳥の飛び方は…グライディングっ!!!」と、鳥との出会いを楽しんでみてください!
それでは、あなたに鳥との素敵な出会いがありますように。
ご覧いただきありがとうございました!