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ハワイ | ビッグアイランドの動物達5

ハワイ・ビッグアイランドの動物達は今回で最終回です。 本当に素敵な動物達に会えました。まだまだハワイにはたくさんの動物達がいるので、機会があればまた行きたいと思います。 今度はがっつり動物の為だけの旅にしたいです。そして、自分の国の日本の動物達についても理解を深めたいと、より思うようになりました。

■英名:Green turtle (和名:アオウミガメ 学名:Chelonia mydas) | 甲長:80~100cm

アオウミガメ/カメ目/ウミガメ科

ウミガメは日本でも見れるけれど、ハワイでも見れます。
ハワイではアオウミガメのことを「ホヌ」と呼んでいて、 幸福と繁栄の象徴として大切にされています。
モンクアザラシと同じように見れたら運がいいのかな・・・と思っていたんですが、 かなり高い確率で見ることが出来ました。

うらしまたろうのカメみたいに打ち上げられているような様子

ほとんどがこういった甲羅干しの様子なんですが、
ビッグアイランドのヒロと言う場所は、ほとんど曇りのような天気で、あまり晴れてるなーという印象が少ない場所でした。 しかも夕方になれば、かなりの確率で雨が降る。
そんな場所で甲羅干ししているもんだから、ちゃんと日光浴になっているんかなと、今になって思います。
カメに限らず、太陽に当たるとビタミンDが作られて、骨が丈夫になるそうですので、とても大切なことなんです。
それに加えて、カメは変温動物。 自らの体温を温める為に、日光浴をします。 僕たちもしっかり日差しを浴びよう。

皮膚感は硬そう お目目はくりくり、口元つんつん

見れば見るほど、哺乳類とはまた違った生き物だとわかります。
特徴的な目に惹かれます。 そして、装飾的にも散りばめられたウロコ。
口は海草や海藻を千切れるように、上唇が少し前に出て、巻き込めるようになっているのかなぁ・・・(上唇という言い方で正しいのだろうか)

ビッグアイランドは曇り続きで日向ぼっこも気持ちよくない?

正面のお顔。
目の間・鼻の上のウロコを見てください。
2枚ありますよね。 だからアオウミガメ。
4枚ならタイマイ。 5枚ならアカウミガメ。
ウミガメは2科7種or8種に分類されています。
種の数に幅があるのは研究者の間で違うから・・・だそうで。

■ウミガメ科
・アカウミガメ
・アオウミガメ
・タイマイ
・ヒメウミガメ
・ヒラタウミガメ
・(クロウミガメ)※アオウミガメと同じ種とする場合もある。
■オサガメ科
・オサガメ

ウミガメと言っても、結構種類がいるもんです。 多いような、少ないような・・・。
ウミガメの進化の特殊さを物語っているのかな?

のそりと海に戻る

海に戻っていきました。