ハワイ | ビッグアイランドの動物達2
前回はムクドリやハトと言った人と近い距離にいる動物達をご紹介しました。 所変われば、ハトやムクドリも全く違う装いで、それぞれの歩みを感じますね。 今回も引き続き、ビッグアイランドの動物達をご紹介します。
■英名:Saffron Finch (和名:キンノジコ 学名:Sicalis Flaveola) | 体長15cm
隣の地味めな子はメスですかね。
ちょっと色があるから、若いオスかもしれませんね。
この子もビッグアイランドでは一般的な鳥だそうです。
図鑑に「The Saffron Finch is a common bird」と書いてました。
ホオジロ科なので、鳴き声が綺麗で、世界で広くペットとして飼われている・・・とも書いてありました。
日本でもキンノジコという名前で、親しまれているようです。
姿も綺麗で鳴き声も良ければ・・・人がほっとくはず無いですもんね・・・。
汚かろうが、ほっとかないんですけどね。
■英名:Pacific Golden-Plover(Kolea) (和名:ムナグロ 学名:Pluvialis Fulva) | 体長28cm
日本ではムナグロというチドリ目チドリ科の鳥さん。
ハワイではKolea(コーレア)と呼ばれているそうです。
何でも、鳴き声がコーレア・コーレアと聞こえるそう。
真っ黒なのは大人の夏の装い(夏羽)
黄色いのは大人の冬の装い(冬羽)か子どもの装い。
全体的に黄色っぽく、翼の下が白っぽければ、子どもだ!
・・・と言う事で、右の子は子どもの可能性が高い!
と思ったら、ハワイへは8月頃に来て、4月終わり頃までいるそうで、
2月くらいから冬羽から夏羽に変わるそうです。
2月~4月→夏羽に(ハワイで過ごす)
4月~8月→夏羽(アラスカやシベリアのツンドラで繁殖)
8月~2月→冬羽に(ハワイで過ごす)
つまり・・・僕がハワイに言った4月の段階で黄色ってことは、やっぱり若鳥だってことですかね。
メスの可能性は、ないかなぁ・・・。
メスはもっと地味で白っぽい装いでした。
ハワイって年がら年中、同じ気候だから、渡る必要は無いように思うけれど、
ツンドラの夏の方が子育てするにはいいってことかー。
日本では、旅鳥として通過するだけの鳥で、あまり越冬目的では来日してくれないようです。
つまり・・・珍しい鳥だ!