TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2017.05.03

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| 失敗してしまった・・・。 |

やってしまったぁ~・・・!!

と、言うのは「ジャガイモの植え付け」の話。
ジャガイモの芽が一向に出ず、なのに余った芋を適当に植えたところからは、ジャガイモ特有の芽が出ていて・・・
これはまさか・・・と思い、畝のジャガイモを掘り起こすと・・・。
見事に腐っていました!!!!!
やってしまったぁ~・・・!!

ジャガイモってなんか上手く行かないんです・・・。
なので、ここできちっと状況を整理します。
まず芽が出ている適当芋の方を拝見・・・。
適当に植えた芋は、本当に穴を掘って埋めただけ。
土はむき出し、常に表面は乾燥状態でした。
そして、畝の芋。
こちらは、雨が降って、埋めた部分に水が溜まったら嫌だなぁなんて思って、草を敷いていました。
が、これが良くなかった・・・。
草を敷こうが、雨が降れば水は芋まで達するもの。
それを太陽が適度に乾燥させるはずだったのに、草を敷いたせいで、一日中日陰状態・・・。
土は常に湿った状態で、発芽する前に芋が腐ってしまった。
そう結論付けました。
はぁ・・・良かれと思った行為が裏目に出たのは、ジャガイモの事を知らなかったから。
善意は、悪意ある結果を生み出す事もあると学んだ瞬間でした。
なので、次回からは地温を上げるために、ジャガイモは植えたら、周りの草を刈って、土をむき出しにする!
この事を忘れないようにしよう!!

菜園の様子

でもね、菜園では悲しいことばかり起こるわけじゃないんです。
ジャガイモがあんなことになった一方、西洋ホウレンソウが発芽しています。

発芽状態を見るに、健康的に育ちそう。
ホウレンソウは気難しい野菜で、なかなか大きくならないのですが、今度は大きく育つ・・・かな。

菜園の様子

引き続き、イチゴの花です。
早くから咲いたイチゴの花は、花びらを散らし、黄色い部分が大きくなり・・・僕達の良く知っているイチゴになります。

上のイチゴは少しづつ実が大きくなっているんです。
大きくなろうとする意思が伝わってくるようです。

菜園の様子

菜園作業が一区切りし、近くのため池に、珍しい鳥がいないかなぁ・・・と思って見に行ってみましたが、特に珍しい鳥は見当たらず・・・。
アオサギが絵になる佇まいをしていたので、思わずシャッターを切りました。

| へびにあしをかくごときはなし |

鳥はいいです。
いや、動物全般は、皆素敵です。
けれど、日本には、キリンもライオンも、ゴリラも、オオアリクイも、ジャガーも、オセロットも、センザンコウも、メガネグマも、エンペラータマリンも、いません。
それでも、ニホンアナグマやタヌキ、ツキノワグマ、ニホンジカ、ニホンザル、ニホンカモシカ、アマミノクロウサギ・・・色々と見る事が出来るわけですが、それもそういった場所に住んでいなければ、無意識的に観察する事は出来ないです。
そんな中、鳥は自らやってきて、意識せずとも目に飛び込んできます。
勿論、会いに行かないと、会えない鳥もいて、寧ろそちらの鳥を見たいと思っているのですが・・・。
スズメだって、ツバメだって、セキレイだって、ホオジロだって、カワラヒワだって、トビだって、ケリだって、オオヨシキリだって、モズだって、見れると嬉しいです。
でも、一度でいいから見てみたい鳥は、「サンコウチョウ」や「ヤマドリ」だったりします。
山にいる鳥なので、山に分け入って、会いに行こうと何度か挑戦はしたのですが、なかなか機会を得ることが出来ません。
それに山を見上げると、当然木が生い茂っていて、それがモザイク状に見えて、目が凄く疲れるんです。
首も痛くなって、そう長い時間上を向いて観察出来ないんですよね・・・。
こうゆうのは経験で、何とかなっていくものなんでしょうが、「山」と言う漠然としたキーワードで、適当な山に入っても、見つかる気がしません。
そんなわけで、いつになったら出会えるのか・・・。
出会えずとも、平和に暮らしていてくれれば、それだけでいいか・・・なんて思ったり、でも会いたかったり・・・。
複雑な気持ちを抱えたまま、PC画面が映すサンコウチョウやヤマドリを眺めるのでした。