TONTON

| おざきしょうたの自然菜園日記 | 2016.08.24

ヒトと動物達との共生を目指して、畑で野外実習しています。
自然農法実践中。無農薬。雑草と共に生きる農法。

| ついに種まき |

まだまだ暑いので、もう少し遅くてもいいかも知れませんが、前回はこれくらいの時期に種をまいたので、今年もこの時期に種をまきます。
気候が長引いていると、それだけ種まきも遅れてくるわけですが、他の植物の開花などを目安に種をまいたりもするので、温度に関係なく、他の植物を信じて種をまいたりします。
ハクサイの種まきは、サルスベリの開花に合わせて蒔くといい・・・そうなので、今の時期がベスト!なはず。

菜園の様子

種を蒔く場所に生えている草を綺麗にして、種まきのところは土を削って、根っこまで取り除きます。

菜園の様子

突然ですが、ここで■□■種クイズ■□■のお時間です。
エントリーナンバー1.小粒な丸い種

菜園の様子

エントリーナンバー2.木片チップみたいな種

菜園の様子

エントリーナンバー3.ぷっくりしている種

さてさて、1・2・3・・・何の種かわかるでしょうか?
少し考えて見ましょう・・・ハクサイハクサイ言ってますから、どれかはハクサイの種なんでしょう。

どれかなどれかなー
どれだろどれだろー
どんなおやさい
どれになるんだ
たねたねたねたね
おやさいのたね!

A.ハクサイ
B.シュンギク
C.ダイコン
見当も付かない人は、こちらを参考にどれがどれか考えてみてください。

3日前に種を蒔いて、今日見に行ったら、ハクサイが発芽していました。
雨が降った後か、降る前に種まきするのがベストなんですが、雨が降らず、降る予定も無く・・・3日間乾燥地獄で過ごしていたハクサイですが、草で土を覆って、土が乾燥するのを多少防いでいたので、何とか発芽しておりました。
が、暫く雨が降らなさそうで、夕立も期待できなさそうだったので、本日は水遣りを行いました。

基本、水遣りはしなくてもいいのですが、種を蒔いても、ある程度土が湿気ていないと発芽してくれないので、水遣りしようかしまいか・・・
悩みに悩みぬいた結果、3日後の今日に水遣りを行うことにしました。
そんな心配をよそに、ハクサイは発芽しましたので、今日は水遣りをしなくてもいいかなぁと思ったのですが・・・
雨が降らないなら、ある程度の水分は人間が与えてあげねば・・・!とそんな風に思いましたので、水遣りを決行しました。
週末に雨が降るようなので、今日あげていれば、このカンカン照りに耐えられるかと・・・。
種を蒔いた後は、ちゃんと発芽するかどうか、いつも心配になります。
植物の生命力があるので、ある程度は発芽するんですけど、それでも心配なものは心配です・・・。

菜園の様子

この小さな芽が、大きなハクサイになるのです。
また虫に食べられないように手厚いケアが必要になります。

| へびにあしをかくごときはなし |

種クイズの正解発表ー!
1-ハクサイ。
2-シュンギク。
3-ダイコン
でした。
皆さんはいくつ正解されたでしょうか?
同じアブラナ科ですが、ハクサイとダイコンでは、種の形が違いますね。
種の形って、どうやって決まるのか・・・。これは研究テーマとしては面白い・・・かも知れませんね。
シュンギクはキク科で、種の形もキク科の種と言われると、なんだかそれっぽく見えませんか?
種の形は少し違うハクサイとダイコンですが、発芽した双葉は、上の写真と同じ形で、発芽段階の大きさがダイコンの方が大きな双葉ってくらいの違いでしょうか・・・。
種の大きさで、芽生える双葉も大きさが違う。
種には発芽の際のパワーが蓄えられているのだ。