TONTON

| 意識する自然 | 2016.10.04

火曜日に更新しようと考えている「意識する自然」のコーナーでは、動物達を、自然をより知る為の本をご紹介。
僕がこれから読もうとしている本、読みたい本、なかなか手に入れられない本(金銭的に)、勿論読んだ本もご紹介。
ただ単に僕が興味を持った本の整理場所だったりするのかも・・・。

| 写真を見るように、沁みこむ様に・・・ |

earth code

そろそろ、地球を語るのはやめにしないか?
と、帯に書かれたこの本は、2010年に出版された書籍。

ちょうど、TONTONとして活動をし始めた頃の書籍で、その頃から自然・環境系の本を買っていたんだなぁと、今の自分の志のようなものをより強く感じます。

それと同時に、2010年も前から今現在でも言われているようなことが、この本には書かれていて、未だに広く浸透していないところを見ると・・・
自然への意識、人の生き方というものは、なかなか変わらない難しい問題だと、また打ちのめされました。

ページをめくると、普段は気にも留めていない事柄が、柔らかな写真と共に沁み込んで来ます。(光・水・酸素・重力・・・)
そこから、地球の歴史を追い、そして生物の進化の歴史、人類の事・・・これからの人類はどう生きていくべきか・・・そんな問題提議もされています。

地球にやさしく・・・未だに使われるこの言葉。
けれど、地球は泣いてもいない、笑ってもいない。
泣いたり、笑うのは、そこに暮らす僕達人類。
環境問題は、地球と人間の問題というよりは、人間同士の問題だと・・・