外来種を駆除する必要がある時は、こんな時。

外来種を駆除するという事は、生命を殺すという事。

外来種を理由に生命を殺さなければいけない時は、一体どんな時だと思いますか?

 

それは、在来種を守る時です。

 

在来種を守る

外来種により、在来種の存続が危ぶまれるのは、色んな研究者の方が言っています。

どこまでが外来種の影響なのか、はっきりわからない事例もありますが、

ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)のように、カメと言えば、外来種のカメ!!と言えてしまうほど、目に見えて変化がわかる事例もあります。

 

そんな時、在来のニホンイシガメを守る為には、ミシシッピアカミミガメを殺すしかないと結論付ける事が出来ると思います。

 

疑問があります。

僕は動物を描いている画家で、研究者ではないので、ミシシッピアカミミガメがニホンイシガメの存続を危険にしていると言われて、そうなんだ!!と思う一方でそうなのかなぁ?って思ったりしています。

 

河川改修が原因では?

河川改修によって、ニホンイシガメが暮らしにくくなって、改修された川がミシシッピアカミミガメにとって居心地が良かったから、ニホンイシガメを押しのけたんじゃないか?って思う事もあります。

その場合、河川環境がニホンイシガメにとって都合が良ければ、ミシシッピアカミミガメにも負けないんじゃないかと思ったりもします。

なら、ミシシッピアカミミガメを殺す事が、ニホンイシガメを救う事に繋がるのかなぁと疑問なんです。

ミシシッピアカミミガメを殺す事って、わかりやすいですもんね。殺した数で成果がわかりやすい。

だから、わかりやすい方法で守った気になっているんじゃないかとも思うんです。

 

遺伝汚染という理由もある

ニホンイシガメとミシシッピアカミミガメって、子どもが作れるんだそうです。だから交雑種が生まれてしまう。

それも問題視されているんです。遺伝汚染ってやつですね。

 

たとえニホンイシガメが強くいれる環境作りが出来たとしても、交雑してしまったら、遺伝汚染が広がってしまう。

それが問題なんだそうです。

 

確かに交雑種が増えれば、純粋なニホンイシガメの遺伝子は無くなってしまうかもしれません。

それを守る事には、一定の価値があるとは思っています・・・

だけど、たくさんのミシシッピアカミミガメを駆除する費用や労力を払って、ニホンイシガメの遺伝子を守るのって、そこまでの価値があるのかなぁ・・・なんて思う事もあります。

 

ミシシッピアカミミガメとの交雑を防ぐには、ミシシッピアカミミガメの根絶が必要なんですが、根絶出来ないほどにミシシッピアカミミガメは増えてしまっています。

根絶できるかわからない物に、労力を払い費用を払うのって、変化を遅らせているだけで、何の進展もしないですよね。

 

しかもそれを招いたのが人間なんですよ。

 

勿論、ニホンイシガメの遺伝子の純粋性が保たれた方がいいに決まってます。

だけど、現実。

・ミシシッピアカミミガメが増えすぎている

・根絶できるかわからない

・費用も労力も掛かるけど、足りない

これって、実現不可能だと思いませんか?

 

それでも諦めずやるのが人間なんでしょうか?

毎年殺した以上に、ミシシッピアカミミガメは増えていて、ミシシッピアカミミガメが減った場所も、時間が経てばまた増えている・・・

 

ミシシッピアカミミガメを殺すなら、川や池を在来種にとって居心地のいいものにした方が、よっぽど効率も費用もいい気がするんです。

だけど、現実はそうはならず、外来種駆除にだけ一生懸命・・・

 

本当に在来種を守りたいのかな?って思います。

ただ殺したいだけなんじゃないかって。

 

在来種を守る為には・・・

在来種を守る為には、外来種を殺す事が必要だとは思います。

増えすぎた外来種は、在来種の生存を脅かし、交雑種まで生まれてしまうからです。

 

ですが、外来種を殺す前に、環境を在来種にとっていい物にする事が先決なんじゃないかと思うんです。

そうすると、人間にとっては不都合があるんですかね。

結局、わかりやすい外来種駆除にだけ力を注ぎがちなんですね。

 

外来種問題の多くは人間が招いた事です。

実際に自分は関わっていなくても、人間の罪として僕達が考えなければいけない事だと思っています。

だから、外来種を悪者にして殺す事で、在来種を守っているって言う達成感を得るのに、ちょっと疑問を感じてしまうんです。

 

あなたはどう思われますか?

良かったらご意見お聞かせください。

この記事を書いた人

おざきしょうた

スポンジで動物の絵を描いています。自然にも興味があって、カメラ(CANON/SX50HS)片手に野鳥の写真を撮っています。野鳥を通じて自然の魅力を共有したり、絵を描く楽しさを共有できたらと、このブログを運営しています。

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