チドリ目は、ほとんどが海岸部にいる鳥で、海の生活に適応した様々な特徴や習性が見られます。
チドリ目について
チドリ目は、長い足や細いくちばしを持ち、泥や水の中で食べ物を探すのに適応した種が多く属しています。
チドリ目に分類される鳥たち
チドリ類、カモメ類、アジサシ類などの水鳥や海鳥を中心に19科、約390種が分類されています。
- チドリ類は、足もくちばしも短めの鳥が多く、地表付近にいる獲物を狙います
- シギ類は、長いくちばしで深い泥の中の獲物を狙い、足も長い種はさらに深いところまで食べ物を探しに行きます
- カモメ類は、外洋性が高く、大半の時間を海で過ごします
- アジサシ類は、海などの水辺の上空を飛び交い、急降下して獲物を狙います
チドリ目に属する仲間一覧
当サイトで紹介しているチドリ目
シギ科
くちばしが長い種類が多く、くちばしを差し込んで食べ物を探すのが得意です。
古くは奈良時代から存在が知られていて、万葉集にも度々登場しますが、当時はどの種類もまとめてシギと呼んでいたようです。(シギの名前が付けられ始めたのは、江戸時代からと言われています。)
チドリ科
千鳥足の由来になった鳥たちです。
チドリ科の鳥の多くは左右にジグザグに歩き、歩いては止まってを繰り返すのが特徴です。
カモメ科
カモメ科にはカモメ類とアジサシ類が分類されています。
どちらも海洋上で行動し、遠くにいることが多いです。
シギ、チドリの紹介動画
おさんぽ鳥見編集部
実際に出会ったシギ•チドリ類18種類を紹介した動画もありますので、よければご覧ください。