
「ソリハシシギってどんな鳥?」
ソリハシシギ(反嘴鴫)は、くちばしが上に反っているのが特徴的なシギ科の鳥です。
目に見えてくちばしが反っているので、似た種類が多いシギ科の中では、わかりやすい種類になります。
夏羽でも冬羽でも、あまり見た目の印象が変わらないのもポイントです。
ソリハシシギってどんな鳥?
ソリハシシギってどんな鳥? | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/チドリ目/シギ科/ソリハシシギ属 |
英名 | Terek Sandpiper |
学名 | Xenus cinereus 意味灰白色のよそ者のシギ |
別名 | ー |
生息地 | 日本全国(旅鳥) ■見られる月:4〜5月、7〜10月(秋の方が数が多い) |
世界分布 | 繁殖地 ユーラシア大陸の高緯度地方 越冬地 アフリカ大陸、インド、東南アジア、オーストラリア |
生態 |
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ソリハシシギの特徴 | |
特徴 |
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鳴き声 | ♪「ピリピリピリ」と笛のような声で鳴く ♪5月頃に「プュッルルリイ」と鳴くことがある(キビタキのさえずりに似ている) ソリハシシギの鳴き声 |
サイズ | 全長23cm |
オスとメス | オスとメスで同じ見た目 |
子育て |
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ソリハシシギに似た鳥
キアシシギ
全長25cm
足が黄色い点はソリハシシギと共通だが、くちばしがまっすぐ。
羽色も濃いめ。
アカアシシギ
全長28cm
飛んだ時の姿が似ている(次列風切羽が白い)
腰が白くて、足が赤いのがソリハシシギと違う点。
その他のシギ•チドリ類
おさんぽ鳥見編集部
キアシシギも紹介している、シギ•チドリ類18種類を紹介した動画もありますので、よければご覧ください。
【YouTube-おさんぽ鳥見/はじめてのシギチドリ入門①】
ソリハシシギの見た目の特徴
幼鳥
ソリハシシギの幼鳥のポイント!
- 翼の羽の線のような模様(軸斑)がハッキリしている
- 肩羽付近に太い黒い色が見える(成鳥の夏羽だと黒い線になる部分)
- 羽色は全体的に薄い灰褐色(黄みのある灰色)
ソリハシシギの鳥見メモ
おさんぽ鳥見編集部
ソリハシシギは少しチドリのような印象があるシギです
チョコチョコチョコと小走りして、くちばしを地面にチョチョイとしたら、ピタッと立ち止まる
よーく見ると、顔はなんだかカモっぽくて…
くちばしの基部が太く見えるせいかなって思ってます