絶対にやめよう!生き物の遺棄・放流・放虫

動物を守ろう! 環境を元通りにしよう!

と活動する時、よく他の地域から生き物を持ってくることがありますが・・・

絶対にやめましょう。

生き物には遺伝子の多様性というものがあって、見た目は同じ様に見えても、遺伝子的にはかなり違いがあったりします。
まぁ、遺伝子の多様性も大切だと思いますが、それよりも自分達で生き物達を消しといて、他の地域から持ってきて放して、あー元通りって感性はヤバイと思うんです。

百歩譲って、元通りとは思っていなくて、これから生き物の為に活動していく事もあるでしょうか?
でも、その為の活動って何を指していますか?

地域ぐるみで数を増やして、毎年の様に放流する事ですか?

違うでしょ。

まず、なんで生き物がいなくなったかを考えてみましたか?

大抵、人間の開発が原因です。
僕達の利便性と安全性(本当に安全かどうかは知りませんが)の為の開発が原因なんです。

って事は、環境をどうにか生き物でも利用出来る様に変えることが大切じゃないですか?

そもそも・・・

生き物は自分で生き抜く力を持っています。
生き抜く力とは、子孫を残し、世代を繋ぐ力です。
なら、なぜ絶滅する生き物がいるのか?
最近では、その原因は人間による環境破壊が主なものです。

人間の環境破壊は、規模も破壊にかかる時間も一瞬で、今まであった環境を一瞬にして変えてしまう。
生き物はその環境に適応した存在で、環境が変わってしまえば、自ら持っている生き抜く力を活かすことが出来なくなる。だから絶滅する可能性があります。
まずは生き物達が適応した環境に戻す事が重要であって、放流などは何の解決にもならず、かえって遺伝的多様性を破壊する愚かな行為になってしまいます。

生き物は自ら生き抜く力を持っています。
それは今まで生き物達が行きていた環境があった時に発揮されるもので、人間はその環境を人間の利便性の為に作り変えてきました。

それで、生き物が減ったからといって、安易に放流する事が、本当に生き物達への償いになると思いますか?
生き物への償いの意識がなく、ただ昔からいた生き物達がいなくなって寂しいと言う理由なら、失礼ですが愚かとしか言いようがありません。

なぜなら、その生き物達を消したのは、僕達人間だからです。
そんなの知らなかったと言う無関心も罪です。

そして、生き物が消えた一番の理由は、生息地の破壊です。
なら、生き物に戻ってきて欲しければ、ます環境を戻す努力をするところから始めるべきじゃないですか?

環境も見直さず、ただ放流して、人間の飼育下に置いて、毎年放流して…
確かにそこにかつての生き物の姿を見る事が出来るかもしれませんが、命を弄んで楽しいですか?

一番、大切な事を言います。
生き物は自分で生き抜く力を持っているんです。
そうして、今まで生きてきたんです。
人間が自然を破壊するまでは…

生き物の姿がいなくなって、自分達の行いを反省もせず、さらに放流という愚行を重ねようとする人間の醜さと言ったら…

生き物の事を考える時、まず始めにしなければいけないことは生き物達が以前暮らしていた自然にどれだけ戻せるかという事です。

自然さえ戻れば、生き物達は勝手に増えていきます。
もし絶滅してしまっていたら、もう元には戻りません。諦めましょう。
でも、自然を元に戻せば、また別の生き物達が戻ってくるでしょう。

生き物は自分で生きる力を持っているのだから。
もう生き物を弄ぶのはやめてください。

僕達が、頭の良さを発達させてきた人間と言う動物なら、本当に生き物の為に出来る事は何かをちゃんと考えて、目の前の簡単な事にすぐ飛びつくような真似はやめましょう。
何が正しいかわからないからこそ、何が正しいのかを考えましょう。
それが出来るのが人間だと思うんです。

この記事を書いた人

おざきしょうた

スポンジで動物の絵を描いています。自然にも興味があって、カメラ(CANON/SX50HS)片手に野鳥の写真を撮っています。野鳥を通じて自然の魅力を共有したり、絵を描く楽しさを共有できたらと、このブログを運営しています。

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