
「コマドリってどんな鳥?」
コマドリ(駒鳥)は、4月中旬頃には公園でも会える夏鳥です。
ただ繁殖地は高山なので、数日もすると公園から高山の方へ移動します。
繁殖中のコマドリは、よくさえずるので、いるのかいないのかがわかりやすい鳥さんです。
鳴き声がしない場合は…標高1,000m以上の高山に行くと、コマドリに会える可能性が高まるかもです。
コマドリってどんな鳥?
コマドリってどんな鳥? | |
分類 | 動物界/脊索動物門/脊椎動物亜門/鳥綱/スズメ目/ヒタキ科/コマドリ属 |
英名 | Japanese robin |
学名 | Luscinia akahige 意味ナイチンゲールのアカヒゲ |
別名 | ー |
生息地 | 九州以北(夏鳥) ■見られる月
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世界分布 | 繁殖地サハリン、南千島 越冬地中国南部 |
生態 |
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コマドリの特徴 | |
特徴 |
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鳴き声 | ♪「ヒンカララ…」とさえずる ♪このさえずりが馬(駒)のいななきに似ていることから、コマドリ(駒鳥) コマドリのさえずり ♪その他「ツィツィツィツィ」と小さな声で鳴く ♪コマドリは日本三鳴鳥の1種とされていて、特に鳴き声が美しい鳥として知られている(他、ウグイス、オオルリ) |
サイズ | 全長14cm |
オスとメス | オスとメスで羽色の濃さが違う |
子育て |
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コマドリの亜種
L. a. akahige コマドリ
九州以北に飛来する。
オスの成鳥は顔とお腹の境目に黒い横縞が入り、胸からお腹の色は暗灰色。
L. a. tanensis タネコマドリ
日本固有亜種(伊豆諸島、種子島、屋久島)
オスの成鳥でも黒い横縞がなく、下胸から腹部にかけての羽衣は灰色。
成鳥でも下嘴の基部から端にかけて、黄色みを帯びる個体が多い。
コマドリと同じ場所で会える鳥
ミソサザイ
ウグイス
ソウシチョウ
コマドリの鳥見メモ

おさんぽ鳥見編集部
春の渡りの時、コマドリは近くの公園でも会えることがあります
ですが、その期間は短く数日くらい…
そこでの出会いを逃してしまうと、あとは秋の渡りに期待するか
繁殖地へ行くしかありません
繁殖中のコマドリに会いやすいのは、標高1,000m以上の高山地帯
なかなか会いに行くのは難しいですが…
もし会いに行かれる際は、高山は天気が変わりやすいので雨具が必須です
あと、気温が数度低いので、防寒具の用意も忘れないようにしましょう
コマドリのさえずりが聴こえたら、あとはやぶから飛び出た枯れ木などに注意を払います
すると、音もなく突然コマドリが現れて…
長い時には5分以上、さえずりを聴かせてくれるんです!